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出会いは全て運命だ。そう教えられたのが、6月1日の事。俺はもうそれを疑う気もなくなったし、第一高校時代から俺はそれを生で実践しているのだから仕方がない。
要するに、様々な特殊な人間に大学時代に会っておけ、その出会いが将来の君を決める、という本だ。実のところ、そうなんだろう。それは俺が今一番気がかりなことでもあった。
俺は仲間が欲していた。それも、もう普通の人間ばかりと出会うつもりはない。どちらかと言えば、異常なくらいの人間と出会う方が俺の性には合ってる。しかし、そのような人材は今の俺が居る大学ではありえないと、悲観していた節があった。
だが、この本を読んで、著者の居た早稲田大学に憧れも初めのうちはしたが、そうではなく今の環境でもキラリと目立つ異常な人間は少なからず居た事に気づいた。ただ、俺は進んでその人物と出会おうとしなかった。ただそれだけの違いなのだろう。経験上、自分から動かなくても特殊なやつに巻き込まれてきたから、そうとばかり思っていた。違う、自分から巻き込まれに行かなくてはならなかった。
例えば、俺は講義で常に一番前の席に座る。どこの講義でもそうだ。大抵、一番前に座ったやつの顔は普通の顔をしていない。ものすごく老け顔の医大生や、毎回先頭に座りながら堂々と眠る奴とか、かわいさのかけらもない女の子とか、いつも講義の答えを何気なくつぶやく女の子二人組とか、漫画みたいに髪を揃えた奴とか……。はっきり言って、目立つ。だが、俺は出会おうとしなかった。
でも思うのだ。結局のところ、社会を作っている人間はそう言った人材なのではないだろうか。だから、今この時期に、様々な人材に出会っておく必要がある。出会い、そして自分を磨かなければならない。
最近気づいたのだが、大学生がモラトリアムだなんて認識は、嘘だ、虚言だ。考えてみろ、社会で活躍している人間のデビュー時期はこの俺たちがモラトリアムだと思っている時期ではないだろうか。この時期にモラトリアムとして何気なく過ごすのではなく、この時期に活発に動かなければ許された時間を失うだけだ。
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この本に出会えてなかったら私の大学生活はまったく違ったものになっていたと思います。この本に出てくる40人くらいには出会えたと思ってます。
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大学1年の時、生協で友達と見つけた。個性的な人がいっぱい出てきておもしろかった。大切な大学時代にたくさんの人と出会いたいと思った。
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何をするのも自由な大学生だからこそいろんな人がいるんだな〜
大学で真面目にしてるのだけはやめようって思えた本w
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【印象に残った言葉】
大学時代に、未来に出会うすべての人に出会う。
大学を出ると、もう新しい出会いはない。
大学時代に誰に出会うかで、君の人生が決まる。
出会いは、価値観の拡大だ。
自分自身を広げていくことだ。
面白い人に出会おう。
変な人に出会おう。
危ない人に出会う。
大学時代に出会った人の中に、
未来の君がいる。
人生は、コンテストの連続なのです。
ダメもとのコンテストに応募する勇気のない人は、デビューできない人です。
簡単に賞をもらってはいけない。
君を落してくれる審査員に出会うこともまた、未来の君にとっては幸運なことなのです。
作家は、デビュー作を超えられないものと言われています。
せっかく大学に入ったら、その大学のDNAを吸収しよう。
どこの世界でも、面白いやつは、トップの5%と、どん底の5%です。
早稲田っぽさとは、早稲田っぽいという型にはまらないということだからです。
探検家に一番出会えるのは、ジャングルか、大学なのです。
探検家は逆なのです。
見つかるまでに時間がかかるほど、大きな財宝が、隠されていると感じるのです。
それが探検家なのです。
財宝のないところに、罠はない。
探検家にとって、罠や生涯こそが、財宝のありかを示す地図なのです。
僕たちは、結末のあるお話になれすぎてしまっているのです。
肝心なのは、自分で考えることなのです。
息を止めて、自力で脱出口を探し続ける君だけが、人生の探検家なれるのです。
子供の頃にあんなにいたはずの「怖い人」は、大人になるほど少なくなります。
人間は「怖い人」に出会って成長するのです。
緊張感。
こんなことは、友情じゃない。
恥知らずと怖いもの知らずのコンビほど強いものはない。
自分の顔を覚えるために質問をするのです。
一瞬のうちで出会う人には、ほとんど学生時代に1度、出会っています。
すべては、ヤジ馬の中から始まるのです。
出会いには、2通りあります。
①会った瞬間に強烈なインパクトを受ける出会い。(青酸カリ)
②後から考えるとあれはあの人だったんだと、振り返って気づく出会い。(トリカブト)
わけのわからないやつに出会って、冒険が始まる。
わけのわからないやつと出会うということも、大学に入る意義の1つです。
わけのわからないやつに、わけがわからないやつと言われてしまった。
「ごっつい」をしたいと見ず知らずの人に言える人は、少ないのです。
あんたもきっとごついことする人や。顔に書いてある。変な人や。
わけのわからないやつに出会って、冒険が始まるのです。
勧誘という行為そのものがうさん臭いのです。
セールスマンは、プロです。
買う気がない客には、つきまとわれたくない。
セールスマ���が見ているのは、こちらの気が弱いかどうか。
1度社会人になってから、大学に入り直したのではないかと聞いてみると、同い年だったりする。
大学時代は、年齢不詳の時代です。
大学時代は、一生のうちで、一番老けて見える時代なのです。
老けて見えるということは、大学生にとって殊勝です。
老けているやつは、「お若く見えますね」と言われる。
元気のある老け顔のやつがいたら、友達になっておこる。
経験の中から出会いが生まれます。
これまでの人生で、選んだ経験はない。
大人になるということは、何かを選んでいくということです。
選ぶ時に、もっといいものはないだろうかと粘って考えるトレーニングを、君たちは受けていないのです。
粘って選ぶトレーニングを受けていないから。
正しい下宿の探し方というのは、学校も親も教えてくれません。
自分で覚えていかなくてはならない。
お金を持たずに、平気で動き回れる人は強い。
早稲田の学生にとっては、歌舞伎町が、安全地帯なのです。
彼らは、都会の刺激を求めて早慶戦の行列にもぐりこみ、歌舞伎町で大暴れするフーリガンなのです。
知りあうことと、自分もそうなることは、別物です。
僕は、とてつもなく変な人と知り合ってきています。
「とてつもなく変」な人と知り合うと「ちょっと変」くらいでは、変に入らないのです。
「その中でも、一番変わっている人は、どういう人ですか?連れてきて見てください。今度会ってみましょう。」
大きくなるために、価値観の違う人に出会いましょう。
極論を言っている人に出会いましょう。
偏見を持っている人に出会いましょう。
今の時代には、偏見や極論は、貴重なのです。
偏見をたくさん集めるのです。
君の偏見の幅が、君の頭の中の地平線の広さなのです。
男子学生より男っぽい女子学生は優秀です。
挙動不審でいることを許される街が、学生街なのです。
キャンパス周辺の街全体が、キャンパスなのです。
人生の時間というのは、
①安定して変化が全く起こらない時期
②変化が激しく極端にグルグルと起こる時代
人生には、F1のサーキットみたいにヘアピンになっているところがある。
そこでは、大きくエネルギーの向きが変わる。
子供に勉強を教え、人妻から人生を教わる。
出会いは犬のケンカと同じ。
最初に上手に出て、堂々としていればよい。
女性はあらゆることに適応力がある。
適応力のない人間が、偉大なことをする。
宇宙人が地球へ来た時、地球を支配しているのは昆虫だと解釈するでしょう。
僕たちは人類が地球を支配していると思っていますが、宇宙人から見たら、数でいえば昆虫の方が圧倒的におおいのです。
恐竜の時代から存在しながらも、昆虫が絶滅しなかったリ湯は、昆虫には多様性があったからです。
生物の強さは、多様性によるものです。
環��がどんなに変化しても、それに打ち勝つものが必ず生き残っていく。
環境というのは、一瞬のうちに変化してしまう。
人並みに仕事ができることは、結局入れ替えが可能ということ。
ほかの人と入れ替えの出来ない人になろう。
君たちは適応力がありすぎます。
どこか適応力のない不器用なところを、自分の中に残して下さい。
方言を抜こうとしているにもかかわらず、抜けない人は、きっと大物になります。
ゴルゴ君の頭の中では、ちゃんと結びついている。
トリオを組もう。
かぶれやすいのは、若さの特権。
ストライクゾーンの広さ。こいつは、偉大な政治家になるかもしれない。
この男が認める位だから、以外にこの娘には魅力があるのかもしれないと、違った角度からの魅力の探し方ができるようになる。
偶然何かをする力。
種類が違う能力の平均点なんて意味がない。
大事なのは、出会うまでと、出会ってから。
君は、出会った人すべてが混ぜ合わさって出来ている。
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大学時代に読んだときにはそれとなく共感できたのですが、
今読み直してみると、あまり感動しませんでした。
社会に出ると自由時間は無くなりますし、殆ど仕事関係の人としか出会えません。
豊富な自由時間を持っている大学生が読むべき本でしょうね。
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いろんな人に出会わなければ!と読み終えたあとに改めて思った。そして東京の地の利を羨んだ。とにかく現在の自分を激しく内省するきっかけにはなった。
ただ、内容に関しては特に印象に残る部分は無かった。大学入学当時の初心を忘れた人は読んでみるといいかも。
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相変わらず、中谷さんは痛快だなあ。
「正しいか、間違ってるか」は別にして、とりあえず、まず、受け入れる。
私のハイパーポジティブ思想の師匠です。
たぶん、変態だと思う。
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