- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
結婚してからする恋愛もある
2002/01/26 07:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キャラメルライオン - この投稿者のレビュー一覧を見る
早く家を出たかった樹花は、短大卒業後すぐに見合いで結婚をした。高3の時に女手ひとつで育ててくれた母親が亡くなり、母方の姉の家で同居させてもらう事になったが、血の繋がらない伯父、息子との生活は気を張り安心して眠る事も出来ないものだった。そんな樹花は夫である蜜也の体も受け入れる事が出来ず、結婚も家を出る為だけにしため、蜜也に対し罪悪感となぜ自分と結婚したのかという疑問を抱えながらも蜜也の優しさや、何気ない行動に惹かれていく。
偽りで始めた結婚だったのに、それが恋愛に変わっていく過程がフンワリとした雰囲気で進められ、読みながら優しい気持ちにさせてくれる。
同時収録の「airy(エアリィ)」は、大学講師の婚約者がいる桜が婚約した事に対し、気持ちが追いつかずこれでよかったのかと悩んでいる時、留学生のユアンと接していく内に惹かれている事に気づく。悩みながらも自分の気持ちを見つめ直し、自分自身の事は自分で決めようとする桜に共感を感じる事が出来ると思う。
3作目の「世界にひとつだけ」は16歳のももには、ケンタという初めての恋人がいる。ケンタは22歳で大学4年、就職活動の真っ只中で会うのもままならない時期だが、ももの誕生日には一日中二人で過ごそうと約束。6歳という歳の差を気にするももは、自分の事をコドモっぽいと気にするが、全ての事に対し初めてのコト・気持ちをくれるケンタへの想いは膨らむばかり。そんな時に、親友がケンタの元彼女と知って…。
3作とも全体的に優しい雰囲気の作品だと思う。読んだ後に自分の気持ちまでも優しくなるので、落ち込んでたり嫌な事があった時などに読んで欲しい。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |