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国境を越えて 戦禍を生きのびたユダヤ人家族の物語 みんなのレビュー
- ウィリアム・カプラン (文), シェリー・タナカ (文), シュテファン・テイラー (絵), 千葉 茂樹 (訳)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:BL出版
- 発行年月:2001.8
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絵本
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紙の本
語りつぎたい、戦争の歴史
2001/09/04 17:24
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投稿者:TABASA - この投稿者のレビュー一覧を見る
1939年、第二次世界大戦勃発直前のヨーロッパでは、ナチス・ドイツのユダヤ人迫害が始まっていました。この絵本は、迫害の手を逃れ、一年半にわたって旅をつづけた家族の、逃亡の記録です。
家族の旅には、日本人との関わりもありました。
政府の命令に背いてユダヤ人にビザを出しつづけた日本人領事の杉原千畝さん、家族が旅の中継点として立ち寄った神戸で、手厚く世話をした旅館の人々などです。
地球の4分の3にもおよぶ長い旅は、不安と緊張が絶え間なくおそう、つらいものであったにちがいありません。
豊富な写真、資料とともに、少年イーゴルの目をとおして、旅のようすが語られます。
少年の目は、何を見ていたのでしょうか?
ここに描かれているのは、ほんのひと握りの、たいへん幸運な家族の姿です。
私たちは、この物語を、600万人ものユダヤ人が虐殺されたという事実とあわせてとらえなければなりません。
今を生きる私たちは、少年の目をとおして語られる旅の記録に、何を読み取ることができるでしょうか?
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