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登場人物が多く、どれもキャラが立っていて素敵なファンタジー小説。男性は買いにくい表紙かもしれないけれど、そんな人向けに違う表紙で出されているのでチェックしてみてください。
茅田砂胡ワールドに入るには必読。
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デルフィニア戦記第十二巻。結婚証書を破棄しようとオーリゴ神殿に乗り込んだリィ。その知らせを聞いて大慌てで集まった国王とその側近たち。神殿ではリィの説得に大騒ぎ。ラティーナの必死の足止めによりバルロとイヴンはポーラのもとへ馬を駆ける。ポーラを伴って戻ってきたが、神殿では再び一悶着、の末、何とか話はまとまったが、中々順調に進みそうもないようだ。何とかお披露目の場となったお茶会では、なんと王妃が着飾ってのご出席!一方、遂にバルロはロザモンドに求婚を迫る。しかし華やかな表舞台とは裏腹に、ファロットが動き出していた。ポーラの侍女がレティシアの手先に使われ殺された。その上シャーミアンまで攫われて、リィは絶体絶命の危機に陥るも、狼ゴルディの助けで辛くも勝利する。しかし、お互いを気に入った暗殺者とその標的は夜の街で酒を酌み交わして楽しんでいたりする。ただ酒を酌み交わすだけではないのがこの二人なのだがv
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【デルフィニア戦記12巻】コーラル城の喧噪にまぎれて、王妃暗殺の罠は進められた。決戦の場となる雪原でファロットの青年はあでやかに微笑む。リィの本能が警告を発した。この奇妙なイキモノは人間なのか!?
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コーラル城の華やかな喧騒にまぎれ、王妃暗殺の罠は巧妙に精緻に張りめぐらされた。無関係に見えた少女の死、王宮の内部で殺された侍女。決戦の場となった雪原で、暗殺集団ファロットの青年はあでやかに微笑む。リィの本能が警鐘を鳴らす。この奇妙なイキモノは「人間」なのか!?
(感想)
王妃の離婚宣言にてんやわんやの周り。張本人のポーラが駆けつけることでどうにか一件落着を迎えました。違った意味でリィを抑えられる人の出現です。しかしやはり今回の見所はお茶会応援団として、「黄金の薔薇」に化けたリィの活躍。実際のところは「美貌の怪物」だそうですが。シェラのいうとおり短い命だったのが残念です。その後はポーラの侍女・レナがレティシアに利用されて殺害され、シャーミアンが人質にとられたことで、リィは単身、レティシアの罠に飛び込むことに。狼の助けもあって、どうにか痛みわけという形に。しかし、何か通じるものを感じたリィとレティシアは心配するウォルとシェラをよそに、その後、鍋友達に(笑)
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「ファロットの誘惑 デルフィニア戦記12」茅田砂胡
大長編ファンタジーシリーズ。
@電子書籍 20 冊目。
リィに匹敵するファロットの刺客が登場して、死闘を繰り広げる。
それ以外の展開はどんどん少女漫画化してきていて、ちょっと食傷気味かな…(4)
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リィの離婚宣言にお城は上を下にの大騒ぎ。
バルロとイヴァンがポーラを説得に。
ウォルとポーラの結婚は?
(2004年04月18日読了)
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ファロットの誘惑読了。見合う強さがあるキャラなんだと思って耐えてたけどさすがにリィの傲慢に辟易してきた。もっと子供の頃に読んでたらヒーローものとして素直に読めた気がする。なんつーかリィを中心に考えるとドリーム小説っぽいんだよなー。
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もう何度目か判らない再読中。
…このあたりからちょっと面白さが薄れてくる。
(ルゥとファロット一族があまり好きではないので)
好きなシーン…ポーラが山を駆け下りるところ。
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リィの同種のような、レティシア登場。
昨日の敵は今日の友のごとく、酒食を共にするリィとレティシア。一般常識からは考えられないけれど、未だレティシアはリィを暗殺する依頼を担っているというのに、だ。
ポーラとウォルをくっつけるために、リィは暴走する。
「俺が離婚してやれば、ポーラはウォルの奥さんになってくれるんだろ?」
そう言って結婚誓約書を破棄しようと、大聖堂へ乗り込んだ。
彼女にとって(ウォルにとってもそうだがこの)結婚とは、本当にみせかけだけのもの。
夫婦というよりは同志という言葉の方がぴったりな二人の間ではなんら過不足ないものだったのだけれど、まぁ、一般常識を持っている周囲の人間には理解できないよね。
これが(この世界での)平民と呼ばれる男女の間のことならば、まだいくらでもやりようはあったし、リィがあそこまでダダをこねる必要もなかったろう。
ウォルが玉座に就いていること。
それがすべてをややこしくしてるんだ。
しかし、無事にくっついてくれてよかったなぁ。
ウォルってばやさしいよなぁ……(べた惚れ)
巻頭の地図に大華三国以外の国々も登場し、
ますますの広がりを見せるデルフィニア戦記。
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ポーラが愛妾に。
バルロとロザモンドが結婚。
王妃暗殺計画は着々と進行中。
これからどうなる。
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パラストの王がリィの暗殺をファロットに依頼してから数ヶ月。
実際に、リィに刺客が放たれた。
その刺客はリィと同じにおいがするもので、リィと互角の腕を擁していた。
それに同じにおいを感じで日に日に近づいていくリィだが、シェラはそのことに危機感を覚える。
けれどリィは思ったよりも冷静に判断していて……
という話でした。
リィの離婚騒ぎから始まって、暗殺者の到来……と。
相変わらず、一冊でものすごく濃い内容で、小説って、やっぱり一冊で物語の内容量が多いよなあ……と本当に思いました。
恋愛もかなり動き出していて、その恋愛が次世代の物語に続いていくのだ、ということがよくわかる話でした。
是非とも、最後までついていきたくなる話なので、覚悟して読むといいと思います。
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ここに来て,アベルドルン大陸図が登場して,一気に世界観が広がった.なんだ,デルフィニアってそんなに大きな国でもないなぁ.しかしこの巻,ひとまずウォルとポーラの件とバルロの件がうまくいって,ひとまずほっ!ただ,リィに忍び寄る暗殺の影と戦いへの不穏な動きが続く.
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リィの人間を食べる発言、嫌だなあ。最初の頃はそんな設定なさそうだったのに。正直だいぶ引いてしまう。リィとㇾティがこんなに惹かれ合うなんて。最後は食べちゃうのかな。リィを遠くに感じて不安になるシェラがかわいい。
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デルフィニア戦記12。
王妃と国王の離婚騒動。
前代未聞の出来事に振り回される人々に、やっと訪れた平穏に忍び寄るファロットの陰謀。
前巻が離婚宣言で終わったので、どうなることかと思いましたが、やはりリィはリィだなと。
常識が通じないのは今に始まったことではないですし、それがリィの良さでもあるんですけど。
わかりやすいタイトルのわりにファロットが出てこないなぁと思っていたら、後半で。
怒りよりも言葉では言い表せない恐怖と、少しの好奇心が残りました。
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リィを殺害するために、町娘が殺され、ウォルの愛妾の侍女が殺され、シャーミアンがさらわれる。
人間とは思えないほどの強さと速さを持つリィと互角に戦うファロットの刺客。
あろうことかリィとその刺客は意気投合する。
心を通わせともに飲み、互いに全力で殺しあうことを気持ちよく了承しあう二人。
この辺をうまく読者に納得させなければならないので、作者は大変だ。
最終的にはリィとウォルの絆を書いてこの巻を終えるわけで、それはつまり、リィは負けないという表明になるのだろう。(主人公は死なない法則どおりである)
個人的には、国際政治の話を読みたいのだけれど。