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作名と通じるラストが衝撃的なだけに、そこまでのテンポは淡々としてます。それも仕掛けなんだろうな・・・さすが。なので深読みしすぎず飛ばしすぎず、流れを追っていってこその話だと思います。心残りは、当時「模倣犯」も「クロスファイア」も未読のまま読んでしまったこと。単品でも確かに読めるしそれなりに面白いけど、読後にこれら二作を読んで「失敗した」と呟いたさ…やっぱこの話は先に二作を読んだ上で「うぉーあの人たちが競演しとるー!」と楽しんだ方がいいです。
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宮部みゆきの世界にはまるきっかけとなった作品☆最後まで読んで「やられた〜〜」って思った!「まんまとはめられた!」って感じ。それだけ引き込まれて、あっという間に読み終えた。ここから宮部みゆきワールドの虜に(><)
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実はこれが宮部みゆきデビューな私(遅れてるよなあ)。世間の評判やブックレビューなどでかーなり期待して読んだのだが……残念ながら「何だ、こんなもんか」というのが正直な感想。確かに細かく練られているなあとは思うのだが、いかんせん、犯人が判明した時のビックリ感がなかったのが「こんなもんか」と思ってしまった要因。彼女著作のミステリーがこういう感じなら、乃南アサの方が断然私好みだなあ。でも、これ1作で「もう読まない!」と決めてしまうのははっきり言ってもったいないと思うので、もう少し日が経ったら、また別の作品にチャレンジしてみたいとは思っています。
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宮部さんの作品にどっぷりとはまるきっかけは、すごく不純だけど、やっぱりおもしろいものは面白いと思う。最後の最後にどんでん返しが待っていたりするものだから、いい意味で裏切られてよかった。
20020610:読了
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ネットで「家族」を持ってた父親が謎の死を遂げるところから物語が始まります。顔も知らない者同士がネットで「お父さん」「お母さん」「息子」「娘」になり、家族ごっこをしている、リアルな恐怖を感じました。現実にもちゃんと生身の家族がありながら、娘と同じ名前の「ネット上の娘」を持つ。不覚にもちょっと泣けた。でも、犯人は中盤からわかってました。
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ゲーム好きの宮部みゆきならではなバーチャルの世界と現実世界の対比が面白い。核家族とか他人(それどころか家族)への無関心さといった、現代ならではの発想だと思う。ネットで知り合っただけの関係で心中がある時代だから、決して笑い事じゃない。「模倣犯」「クロスファイア」より先に読んじゃったのは失敗だったかな…と。
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「家族」に関する話が飛び交うんですが
少し自分の家族のことも考えましたね。
何気に初めから「コイツが犯人じゃないか」という
考えが当たってしまった私なので、
読んでいくに連れて「あぁやっぱり」という感じで(笑)
だけど、それについてどう暴いていくのか
それが凄かったですね。
えぇ〜そうだったのぉ〜
と言うような感じで。
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宮部みゆき作品はいつもながら楽だ。が、ちょっと人物説明がわかりにくい。室内劇にしたあたりが今作の狙いなのかもしれないが、微妙。 途中で犯人がわかる。。。
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なんでしょう?時代を映す小説は風化しやすいねぇ。あまり深くのめり込めませんでした。うーん。読んだ時期がアタシにあってなかったのかもしれない。違う時期に読み直してみよう。
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ネット上の家族ごっこに何があったのか。
お父さんはなぜ殺されたのか?
一人の犯人を騙すためにすべてが行なわれる。こんなに仕組まれたことなのにすっかり引き込まれてしまいました。
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「模倣犯」の武上刑事と「クロスファイア」の石津刑事が再会するという話(笑)。文庫本書下ろしだけあって、遊んでいます。本も厚くもなく読みやすかったです。
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皆さんご存知の宮部みゆきの小説。インターネット上で擬似家族を作っていた「お父さん」が殺された話。現実で本当に起きそうな気もするリアルミステリー。
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はっきりいって犯人は前半でわかってしまう。が、その後の展開が面白い。
一番の肝はやはり、「ネット上の擬似家族」の存在だろう。「家族とは」を考えさせられる。
ミステリーの枠に捕らわれず、相変わらず人物や現代の家族像を描くのが本当に上手い。個人的にはむしろ、そこが好き。
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ネット上に擬似家族を作っていた「お父さん」が刺殺された。その数日前に殺された女性の遺留品と共通するものが見つかる。物語は主にネット擬似家族の取調べの様子をマジックミラーを通してみていく。模倣犯の武上刑事とクロスファイアの石津刑事も登場します。
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私が初めて宮部作品を読んだのがこれでした。
ラストの衝撃、今でも忘れません…。
かなり薄い本なので、続けて2回も読んでしまいました。
結果を知って改めてまた読むと納得できて面白かったです。1冊で2度美味しい!?