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久々にこの手の本を読みました。犯人は結構早めにわかっちゃったんだけど、それが出てくるまでの「取調べ」という過程がすごく面白かったです。最後には密かに感動したりしてね。
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これは確かNHKで後藤真希が主演で一日限りのドラマみたいなんでやってた
実際話の内容はおもしろかったような気がするww
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久しぶりに宮部みゆきを読んだ。途中でわかってしまったけれど、最後にもう一つ仕掛けがあってびっくり。くー、わからなかった!殺人事件は起こってるのに、文章が優しい感じなので心穏やかに読めるなあ。
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宮部みゆきにはまり出して日が浅い今日此の頃。インターネット上での家族の絆と本当の家族の絆・・・ちょっと考えさせられるものがあります。
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宮部作品。これも面白かったです。とんとんとんとんと話が進んで、最後にどんっと落ちがつく感じです。ネット家族というものがリアルで怖い。
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時間さえあれば、その呪縛を飼い慣らし、適当な距離を計り合い、互いを傷つけることなく暮らしていけたかもしれない。
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ネット上での擬似家族を演じていた「お父さん」が殺害され、お父さんを取り巻く擬似家族の面々が容疑者として警察に集められる。クロスファイアの石津刑事と模倣犯の武上刑事の共演が宮部ファンとしてはたまらん作品。
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[被害者はネット上の擬似家族!舞台劇風推理]
ネットを扱った、舞台劇風ミステリ。ネット系の話としては比較的早い時期に出版されています。構成が特殊で、この試みがいかにも宮部みゆきらしい1冊。
読了日:2005.10.02
分 類:長編
ページ:306P
値 段:476円
発行日:2001年8月発行
出版社:集英社文庫
評 定:★★★
●作品データ●
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主人公 : 武上 悦郎
語り口 : 3人称
ジャンル : 現代ミステリ
対 象 : 一般
雰囲気 : 現代もの、舞台劇風
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---【100字紹介】-------------------
ネット上の擬似家族の「お父さん」が刺殺された。家族の絆とは癒しなのか?呪縛なのか?舞台劇のように、時間と空間を限定した長編現代ミステリー。R.P.Gのタイトルの意味が解るとき、事件の真相が見えてくる…
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R.P.Gですって。そういえば、宮部氏は自称・ゲーマーなんだそうですよ。RPG、つまりロールプレイングゲームについては冒頭に説明があります。以下、抜書き。
ロール・プレーイング (Role-playing)
実際の場面を想定し、さまざまな役割を演じさせて、
問題の解決法を会得させる学習法。役割実習法。
…だそうです。まあ一般に、RPGというのはゲームコーナーに行くと必ずと言っていいほど置いてあるわけで、ゲーム世代な我々にとってはなかなか馴染み深い言葉であります。
事件は、ネット上で擬似家族ごっこをしていた「お父さん」役の中年男性が殺されることで始まります。ところどころに挿入される、彼ら擬似家族「お父さん」「お母さん」「カズミ」「ミノル」のメールや掲示板の書き込み内容。微笑ましいようなそのやり取りはやがて、実際に彼らが目の前に登場したとき、
また別の感慨をもって読者に迎えられることでしょう。
ネットの世界を扱った、この手のお話は最近、よく見かけるようになってきました。しかし4年前の発行である本書は、比較的早い時期での登場ということになるでしょうか。ネット+RPGというこの組み合わせ。宮部みゆきらしい感じはします。
宮部らしいといえば、全体の構成も宮部みゆきらしさが漂っています。どのように「らしい」のかと言いますと、この奇妙な構成自体が、です。事件は時間的な広がりを持っているはずですが、リアルタイムで語られていく物語は大変、短い時間で、空間的にも非常に狭い領域であります。また、刑事たちには事件の真相が物語の最初から殆ど見えていると言ってもよいような雰囲気があります。分かっていないのは犯人と、読者だけ。やや特殊な構成、またきめ細かい描写や設定で直接事件と関係ない周辺を丁寧に描く(人によっては冗長とも受け取られるようですが…)というこの特徴、他に似た作品をあげるとすれば直木賞を受賞した、同じく宮部みゆきの「理由」が近いかと思います。まあこれらの特徴は、多かれ少なかれ宮部作品に見られる傾向だとは思い���すが。
しかしこのタイトル、絶妙ですね。事件も構成もRPGですよ?このあたりの意味、お読み頂ければ分かると思いますが、ここでばらしちゃおしまいだね!ってところです。是非、この言葉の意味を知りたい!という方は、読んで下さい、作品を。
●菜の花の独断と偏見による評定●
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文 章 :★★★
描 写 :★★★
展 開 :★★★
独自性 :★★★★
読後感 :★★★+
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菜の花の一押しキャラ…淵上 美紀恵
しゃんとした、美人なイメージ。
「(中本さん)(お見事でした)」(石津 ちか子)
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ネット擬似家族から巻き起こる悲劇。
ネットをよく利用する身としては、なかなか考えさせられる感じでした。
ネット依存は怖いです…。
セリフが多いし、描写が細かいので、私のような活字離れが激しい方でも読みやすいと思います。
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悲しい現代の現状ですよね。ロールプレイング家族。実際レンタル家族もあるこの時代。ありえない話しじゃないかも。
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ネット上の擬似家族の「お父さん」が刺殺された。その3日前に絞殺された女性と遺留品が共通している。合同捜査の過程で、「模倣犯」の武上刑事と「クロスファイア」の石津刑事が再会し、2つの事件の謎に迫る。家族の絆とは、癒しなのか?呪縛なのか?舞台劇のように、時間と空間を限定した長編現代ミステリー。宮部みゆきが初めて挑んだ文庫書き下ろし。
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してやられた、と感じた一冊。ゲームがすきだという宮部さんの一面が垣間見える作品です。現代社会が生み出した「擬似家族」の狂気を感じてください。
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なんとなく犯人が最初からわかっちゃったんですけど。それはさておいても、ベテラン刑事同士の味わいっていうかね、そういうのは楽しかったというか、うん。
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導入が説明的でつまらなくて、なかなか乗れないのがおしかった。というのは、前2作品に出て来る刑事達の共演なので、どうしても説明がいる。しかも前2作品を呼んでいない私には、どうも面白くなかった。残念。その2作品も読みたい。
入ってゆくと、面白く読み進められた。戯曲を意識して書いた、というのが、何となく分かった。04-7-29
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インターネットを通じて家族を持った男が殺される。
ネットをやる身としては興味深く面白いと思います。