紙の本
環境の変化。
2019/06/19 08:11
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後、父親に実の娘だと気付かれないが、ここで出会えたことは、この子供にとって幸せだったのか、父親に殺されるわけだから不幸だったのか、考えさせられる。
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エドワードゴーリーの本で最も救われない絵本。エッチングのモノクロ描写と登場人物の声がない不思議感が好き。最後は必ず報われるんだ!なんて叫びは現実起こりえない。子どもには読ませたくない(笑)絵本第一号。
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「不幸な子供」というタイトルそのままの、不幸な子供の物語。見開きの左側に一文が、右側は緻密な線画というつくりの「絵本」。ある裕福な家庭に暮らしていた少女に、何の理由もなく理不尽に襲い掛かる数々の不幸を、もうなんつーか悪趣味すれすれのラインで追いかけていく。最後、ちょっと希望の光が見えるんですよ。((あ、ようやく救われる!))・・・というこちらの思いを、見事なまでに裏切るその裏切りっぷりがさすがです(泣)救いがないどころか、「救いだ!」と思ったものがそうでなかったという点において、邪悪さは倍増。つか、子供に見せたらトラウマになりそう。(いや、物事のすべてはハッピーエンドとは限らないことを考えれば、ある意味勉強か?)幼少期には読ませないことを強くおすすめ。大人は読んでおいてもいいと思います(凹むけど)
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ゴーリーブームにのっかって、最初に出会ったのが今でも一番好きなこの本。表題どおり、不幸すぎる少女のゴミ屑みたいな一生を奇妙で精巧な絵とともに綴ります。心が不思議に晴れ晴れとする、大人の寓話です。
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もぅタイトル通りです。不幸とはこういうことをいうんだろうか・・・と思わせる本。こんな不幸なこどもでなくて良かった・・と思うとともに、こんな不幸な子供がいませんように・・と願うひび。
子供が手に届くところに置こうとしたらオットに叱られました。
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酷い本。誰もが期待する結末を与えないままにストーリーは終わり、読者はひどく不安定な気持ちとともに取り残される。世の中のきまり(人間に期待される良心)を完全に無視したところに、逆に作家の真心を感じさせないではないけれど。。裏に疫病神が隠れているような、陰気な絵も面白い。
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すごい不幸な話ですがなんか好き。世界観?たぶんそのあたりが好きなんだと思います。ちょっとシュールな感じもあるかなと。
あとゴーリーの絵のかきこみっぷりが大好きです。
見てるとじわじわとくる恐怖っぽいようななんかそんな感覚におそわれます。
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5/12
かわいそうすぎるけどなくもないお話。
でも世の中の子供がこういう状況になったらほとんどはこういう結末になってしまうのかもしんないと思う。だって素敵なおじいさんと暮らして幸せになったなんていうお話は絵本にあっても現実にはないし。
この本のほうが突き放してリアルなのかもしれない
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あるところにシャーロット・ソフィアという女の子がおりました…。トレードマークの微細な線画で圧倒的な背景を描き込み、1人の少女の不幸を悪趣味すれすれまでに描いたエドワード・ゴーリーの傑作。
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何ともいえない絵本。子供が読んだらどうなるんだろう???でも自分の子供には読ませられないかも…。でも不思議と心にのこる絵本です。
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とにかく不幸の連続。
まったく救いがなく、幸せだった女の子がどん底まで落ちていく様子を描いた絵本。大人が読んで楽しめる絵本です
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ほんとに不幸。とことん不幸。ページを繰るごとに不幸度アップ、最後のページになっても何の救いもないので、そういうの苦手な人は見ないほうがいいかも。私はこういうブラックさ好きですが。
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残酷な現実を絵本っていうオブラートでつつんでお届け。下手な夢物語よりよっぽど残るとおもうけど、そりゃトラウマってやつですか。
でも超おすすめ。大人の絵本。大好き。
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小さな女の子がどんどん不幸になっていく・・。酷い、と思いながらも独特の画風と文章のせいか展開を楽しんでしまっている自分がいた。
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ユニークでときにおそろしい絵本作品を数多く発表しているエドワード・ゴーリー。独特の音韻とともに、独自のモノクローム線画が読み手にストーリーを染み渡らせる。この絵本の主人公・少女シャーロットの元も子もない人生、善悪問わず理不尽な(ああ本当に!!)その人生にご注目。