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紙の本

齋藤孝のワークショップマニュアル

2002/05/16 02:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鳥居くろーん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「声に出して読みたい日本語」でいちやく有名になった著者の「身体感覚回復・実践テキスト」。

同じ齋藤孝著の「身体感覚を取り戻す」を読み、最近私もだいぶん体のあり方に注意を払えるようになった。自分の体のあり方、自分の心のあり方、自分の人生のあり方、全てがつながっており、なかなかどうして、啓蒙書としても教育書としても有用な本であった。
その実践版として登場したのが本書。自分の身体に、ひいては心に、一本の芯が入るような「自然体」のあり方。これを技として身体に定着させることを眼目にいれ、その具体的なトレーニング方法を、ワークショップ、あるいは教育現場で実践することを前提にして紹介している。

教育者にはぜひおすすめの一冊。もちろん一人でも実践はできるのだけど、少し恥ずかしいな。

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紙の本

自分の核をしっかり持って、他者には開いたからだで柔軟に対応していく

2001/11/30 22:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:須摩智佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 子どもたちが長く歩けない、立ち続けていられないなど、立つ、歩く、座るという人間にとっての基本的な日常的動きの質が、急激に低下していると指摘されることが多い。
 また、人とのコミュニケーション能力の低下も現代の課題になっている。笑えば笑い返す、声をかければ声が返ってくるといった自然な反応が鈍くなっているのだ。

 反応できない心身の状態の対極にあるのが、自然体の構えであると、齋藤孝さんはおっしゃる。自然体とは、自分の基盤をしっかりもち、自分の中心は崩れないで、他者に柔軟に対応していくという、対人関係の基本が身についた身体のこと。自分自身に中心を感じることができ、自分の存在が確かに感じられれば、他者に対する余裕も生まれ、外側へ開かれると齋藤さんは考える。
 コミュニケーション能力のなかから、齋藤さんは、他者からの働きかけに何らかの応答をする力、つまりレスポンスする力(返答、応答、反応、感応、反響など)に重点を絞った。

 この本は、<自然体>と<レスポンスする身体>という二つの身体のあり方を文化として捉え、技化(わざか)してだれもが身につけられるようにという願いを込め、具体的な技法に即して書かれたものだ。できるだけシンプルに、技(わざ)として身につけられるように工夫されている。写真とイラストがわかりやすい。

 第1部では、自然体のつくり方を、東洋の伝統的な身体技法を基盤にしながら練習する。たとえば、最大のポイントである中心感覚の感じ方。野球選手のイチローのストレッチで有名な、四股立ちや肩入れなどを例に挙げた足腰のつくり方。足裏や肚(はら)の感覚など。特に、肚の感覚の項では、「懐を深くする」や「肚を据える」など、身体的裏付けのある言葉の深さが実感できる。
 人間の心身のコントロールにおいて最も重要なものが、吐く息を長くする丹田(たんでん)呼吸法。呼吸法は、身体文化の中でも中心部をなすと、その重要性が語られる。

 第2部では、<レスポンスする身体>をキーワードに、うなずいたり、ほほえんだりすることから始め、息を合わせることに進み、各々の癖を技にして、個性的なスタイルをもつ魅力が述べられている。

 なおこの本は、『身体感覚を取り戻す』と『声に出して読む日本語』の技法編・身体編となっており、3編読まれて腑に落ちると、お伝えしておきたい。 (bk1ブックナビゲーター:須摩智佳子/企画・編集者)

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2009/06/26 21:57

投稿元:ブクログ

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2012/05/06 17:56

投稿元:ブクログ

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