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紙の本
テクノロジー開発では50年後、100年後の副作用を予測していく必要がある
2006/12/12 00:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
”言霊”で有名な著者だが、本書の内容は言霊には全く無関係。どうして副題に言霊の文字が入っているのか疑問。
1998年9月から2000年12月にわたり、週刊文春に掲載された対談集である。著者の対談相手は皆、科学技術の最先端で活躍する方々である。恥ずかしながら名前を知っているのは慶応大学の村井純先生くらいだったが、私の専門外の分野の話がほとんどで非常に興味深かった。いきなりそれぞれの専門分野を学ぼうと思うと敷居が高いと感じてしまうが、こういう対談の形であれば、素人が聴きたいと思うようなことだけを、代わりに著者が質問してくれるので、とっつき易い。理解としては浅いかも知れないが、問題意識や興味を引き出してくれる。
私が一番興味深く読んだのは脳死の問題である。脳死状態でも人工呼吸器で肺を動かしてやれば心臓もつられて動くらしい。意識がなくても生命体としては機能するのだ。驚く話はまだある。脳死状態の妊婦が出産するという症例もあったそうである。臓器移植の問題も難しい。いろいろ考えさせられた。
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