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おかみき6巻。
この巻は当初最終巻を想定していたみたいで、
最終巻のような描写が多々見られます。
で、賛否含め読者の反響も最も大きかったらしいシーンが
あるのですが、私は否定派です。
この本はリメイク版で、元々の本は昭和61年に発売されているのですが、
当時そのシーンに対して、「女の子からなんてありえない」と
ブーイングがあったそうです。
自分は「女の子からがありえない」んじゃなくて、
朱海さんへの想いの形を自覚してない未来ちゃんから
なんてありえない、て意味で、否定派。
実際次の7巻も序盤読み出してますが、その時の彼女の心情
を見て、尚更ありえないと思いました。
例のシーンは、最初はその表現をもののたとえで書いていると
思い、口のきけない彼女と目の見えない彼のシーンの表現として、
最高だと思ったのですが、そのままの意味と読み返してわかり、
一気にがっかりしてしまいました…
どかどか読み進むくらい面白かったので、この落胆がなければ
★5つだったと思います。
実際後半の華雅学園でのシーンは凄く好きだし。