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才人をつくる脳、変人をつくる脳 みんなのレビュー
- アレン・D.ブラグドン (著), デービッド・ギャモン (著), 村井 裕美 (訳)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:広済堂出版
- 発行年月:2001.10
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紙の本
脳の生理異常
2004/07/07 10:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:13オミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
脳がもたらす様々な生理異常を紹介している。その生理異常がだからなんなの?っていう感じ。結局、その生理異常は人間にとって何を意味するのかという作者自身の問いや答えが全くないからちょっと面白くなかった。
10種類の生理異常を挙げている。「季節性感情障害」と「共感覚」っていうのは知らなかった。前者は、冬になるとひどいうつ障害に陥る症状。原因は寒い気候だからではなく、資格を通して脳が受け取る日光の刺激が少なくなるために起こるらしい。脳内ホルモンのメラトニン量が増大する。後者は、音を聞くと色が見えるといったある感覚がきっかけとなって別の感覚が鮮やかに知覚される症状。原因は特定されておらず、大脳皮質よりも大脳辺縁系の血流量が増加するところまでしか研究の成果は出ていないらしい。
その他にも「既視感」「左利き」「絶対音感」などの脳内生理現象を説明している。平易な言葉で書かれているのでわかりやすい。
各章の冒頭では、自分にそうした生理異常が存在するかどうかを簡単にテストできるようにいくつかの設問が設定されている。やってみると面白い。
表紙にはどうしたわけか小泉首相の顔が載っているが、本書の内容とは全く関係がなかった。なんで載せたんだろう? 脳の生理異常をもった多くの偉人たちがいた。彼らはその特殊とも言える能力を使って数々の奇跡を起こしてきたのではないか? その部分にもっと触れて欲しかったなあ。
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