紙の本
総合学習のエッセンス
2004/02/23 13:36
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投稿者:レノン - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京都足立区立第十一中学校の授業の一つに「よのなか」科がある。ただ単に「正解」を一方的に伝えるマニュアル型の授業ではなく、毎回、弁護士や大学教授、企業人などのゲストを迎え、自殺や差別、少年法など身近な問題を取り上げる。シミュレーション、ロールプレイング、ディベート、プレゼンテーションを通し「生きる力」を養っていく。「正解」のない問題を「失敗と試行錯誤」を繰り返しながら、子供たち自身が考える授業方法だ。
同書は1年間にわたる授業の様子を全2巻に分けて収めたもの。活き活きと授業に臨む子供たちの姿が印象的だ。著者は民間人として初めて、東京都杉並区立中学校校長へ就任している。
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「中学3年生に、生きた社会科をダイナミックに学んでもらおうという試み。」
この本の中で子供たちが学んでいる内容は、私にも勉強になります。
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図書館で借りて読んだ。藤原さんの著著は3作目。
「教育」分野に興味のある自分はかなり面白かった。
仕事の面白さとかやりがいに触れれる、このような授業はいいね。
地方の企業やNPO団体などと交流し、その中で「世の中で必要となる力」を学べるような機会が増えて欲しいと思います。
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http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_4098400707 ,
http://www.yononaka.net/
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「よのなか」科の発案者であり、教育者である藤原和博氏の実録集。学生たちの笑顔がいい。教室内の笑い声まで聞こえてきそうだ。
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この本が販売されたのが2001年。
その当時こんな授業があったら子供たちは最高でしょうね。
僕も8歳で小学生だったから目がキラキラだったでしょうね。
教科書に載ってるような情報を淡々と子供たちに伝えるのではなかなか伝わらないし、子供たちがついてこない。
これは子供に限らず、大人もそうですよね?
そんな情報知ってるよとか言いたくなる時ありますよね?
でも、自分が知りたい情報を持ってる人とか引き出しが多い人をすごいと思うし魅かれますよね。
そんな授業ができればいいんですけど、外部から入ってきた人の方が政治や経済には強いです。
学校の先生はお金持ちになる方法を教えてはくれないし、道徳的なことしか教えられない洗脳する立場にしか立たされないことが多い。
これは先生が悪いわけじゃなくてシステムが悪い。
2001年に出された方法がここ数年の学校の主流になっているから15年ほどかかったことになるよね。
このタイムラグがもったいなくて、学校運営は民間がするべきだと思う理由です。
「あなたはどういう人と結婚がしたい?」と女の子に聞くと、
「やさしくてお金持ちの人」という
だったら男の子はやさしくてお金持ちになるとモテるのかと、
じゃあやさしくてお金持ちになる方法は?
何をしてあげたらやさしい?人のためになる?
信号を無視する人やポイ捨てをする人と付き合いたい?
どんな仕事がお金持ち?
お医者さん?裁判官?
社長?
「だったらどうやったらなれるんでしょうね?」
身近な話から伝えたい内容に移っていく。
その情報の必要性と選び方。
大人も子供も変わらんねー