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紙の本
意外と良識派?
2002/07/18 16:18
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投稿者:Taka-ya - この投稿者のレビュー一覧を見る
幽霊が見える高校生真人(まさと)が、自称霊感のある姉咲子(さきこ)に振り回されて、事件に巻き込まれる。
話のメインはオカルト系なのに、胡散臭さがあまりない。それは主人公の真人が、比較的醒めた視点でいるからだ。
少なくとも、ありがちな自己陶酔の匂いは、作品からはしない。
明るく、さっくり読めて、そして少ししんみり。
良質のエンターテイメントです。
紙の本
日常くさい非日常
2002/05/08 14:28
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投稿者:sfこと古谷俊一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幽霊が見えて会話できる弟が、占い好きで信じ込んで行動にでる口の達者な姉に振り回され、発見して しまった死体にまつわる事件を追う、という話。登場人物は、少し変わってはいるけど、どれも「たまに 見かける」「知りあいに似たようなのが実在する」程度に収まってると思います。
引き回しの構図、口先三寸とコネで渡る捜査、霊との交渉でも特殊能力により強力な強制力はないあたりが、なおさら穏当で「ほんとにありそう」な雰囲気で、「ありがちなライトノベル的心霊アクションやホラー」ではないですね。
小説としては、引きずり回し型な分、どうしても主人公のモチベーションやサスペンスが弱いのは確か ですが。そのだれたような放り出した態度の主人公が、引きずり回されて事件の解決に力を貸す羽目になるあたりとか、成果をわがことにしてしまう姉とか、ほのかな恋愛関係など含めて、モラトリアムな学生らしい雰囲気をかもしだしてるよう な気もします。
紙の本
占い、守護霊、和服刑事、って怪しすぎ?
2001/12/15 23:55
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投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
姉の咲子のあやしげな占いで、偶然に(?)白骨死体を発見することになってしまった弟の真人と、常に和服姿で皆から「和服刑事」と呼ばれる刑事の金山四六。
咲子の命令で、本当に霊感のある真人は、守護霊の幽霊少女の美海とともに、行方不明の幽霊を探すことになってしまった。幽霊はどんな理由があって、死体からも、犯行現場からも離れ、どこかに消えてしまったのだろう?
「笑って泣けるファンタジック・ミステリ」。
占いに、守護霊に、和服刑事に……うう……怪しすぎる〜〜〜。
最初、ちょっとこの状況設定になじめませんでしたが、消えた幽霊の謎が判明してくる後半は、サクサク読み進みました。ラストは泣かせる話になってます。
シリーズ化されれば、幽霊の美海ちゃんの謎とか、いろいろもっとわかってくるのかな、と、これからの展開に期待しちゃったりして。
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