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積んでいましたがやっと読破。様々な「毒になる親」の実例を出して、その親の元では子供がどのようになるのかを解説していくという流れです。今現在抱えている原因の分からない苦しみは、もしかすると小さい頃の経験によるものなのかも。誰だって自分の親を否定したくはないけれど、少しでも心当たりがあるのなら読んでみることをおすすめします。
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そういえば、こういう人を見たことがある。本人は素質もあり、まじめなのだが、何か自分自身以外の者の存在を気にしているかのように自分の力を発揮できない人を。この本は、子ども時代に植えつけられた不安、怒り、過剰な義務感、つきまとう罪悪感が、大人になってからも、精神世界を通じて害を与え続けることを具体的に解き明かしている、また、自分の子供を育てるときにも、示唆的な本だ。(もう遅い?)
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精神的虐待の親の数はその親子文化の違いから欧米より日本で多いのではないだろうか。多くの親は子への干渉は親として当然の義務・権利だと思っているのではないか。それによって子がどんなに傷ついて、大人になった後も精神的に不安定になっているとしても。その次世代への連鎖はなんとしてでも食い止めなければならない。夫婦の問題は子どもの責任ではないのだ。
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Child Abuseの経験者で、親と自分の間に起こったことについて、
「自分が悪いから」
「親を責めてはいけない、親には恩がある」
……などと自分を責めているかたに読んでいただきたい本です。
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「毒になる親」」の文庫版です。
実は手持ちなのは、こちらの方で、ハードカバーは図書館で読みました(笑)
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リビングルームの恐竜の頁で泣いた。うちにもいた。寂しそうだけど、怖くて近寄れなくて、それでも酒を離さない恐竜。
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親として考えさせられました。自分は親として、毒になっていないのか?と 自分を律していかないとと身が引き締まる思いでよみました。
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親が子に無意識に与えてしまう影響は多大なものがあるはず。ほとんどのものは親自身が気づいていないものだろうし、周りから見てもわからないことが多いのではないかと思う。
自分が知らず知らずのうちに子供に押し付けている価値観や思想を理解するには・・・? 斉藤一人さんの「劣等感」の話しの方がわかりやすく、スッと入ってくる。
実際に親から暴力を受けている人には有益な本。
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ゲーム脳やネット有害論などを支持する親って結局、子どもに知識を身につけさせたくないんですよね。自分のウソがすぐばれるようになり、子どもを支配する妨げになるから。
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(2009年6月22日 読了)
発言小町で「毒親」という言葉が気になり、読んでみた本です。
親が子どもに浴びせている何気ない(と親はそう思っている)言葉や態度が、その後の人生に悪影響を及ぼすということが事細かに書いてあり、身につまされる内容です。「毒親」にならないよう、夫にも周知せねば…。
テーマが重いためか、原作が英語だからか、難解な表現もあり、読むのに時間がかかりました。
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鬱すぎて半分ほどで読むの中断してしまう・・
どこからが子供に対して毒となってしまう行動なのかこと詳細に書かれている本。
またそういう経験をした人は自信をもって「被害者」だといえる本だと思う。
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セラピストのインストラクターとかをしてる人が書いた本で
何か生きづらさを覚えて苦しんでいる人は、どこかで自分の成育歴に
原因があったのではないかと気づく時があるのだけれど、その類の本。
そういう本は何冊か読んできていて、最初はショック過ぎて吐き気すらするもの。
でも原因がわかり、対処法がわかり、次に伝播しないためにはどうしたら、までわかる本は
あんまりないが、この本は、秀逸★
この著者、すごく多くの臨床経験あるし、頭いい。そして何より温かい人だって読むとわかる。
誰しも、自分の親が愛情に欠ける親だったということや
幼き日の自分は酷い扱いをされていたのだということを
知り、受け入れるには、相当のショックと辛い思いをする。
大体の本は、そこどまりで、今後どうすればという点がわかりづらい。
けど、この本は、本当に本当にわかりやすく、また温かい。
もしも、あなたが自傷行為を続けていたり、自分が嫌いだったり
ダメな異性とばかり付き合ったり、自分を傷つける人とばかり縁がある
等という人ならば、是非に読んでみて欲しいと思う。大オススメの本。
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2009.12.14
自分の子供の為に「毒になる親にならないように」と読み始めた本です。衝撃的でした。カウンセリングを受けている状態だったのか涙が出ました。そして自分本来の内面が見えてきました。子供の為よりも自分の為になった一冊です。
昔ながらの親は絶対的な権力を持つという意識は薄れました。神様のような親・義務を果たさない親・コントロールばかりする親・アル中の親・残酷な言葉で苦しめる親・暴力をふるう親・性的な行為をする親・・・・これらのどれにもあてはまらない毒にならない親って、もしかしたらとても少ないのではないのでしょうか?
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勇気を出して買いました。
まだ読み始めたばかりです。
怖くて、読み進めるのが不安です。
でも、これを乗り越えないと変わらないと思っています。
読み終わってから評価したいと思います。
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親の接し方が子の精神に与える悪影響について、具体的に書かれている。また、子がそれを克服する方法についても同様。経験に基づく解決法は非常に具体的で、それ自体が悪影響を産んだいきさつとメカニズムを理解する手がかりともなっている。
現在、報道などで児童虐待に分類される身体的・性的虐待、養育放棄のほかに、精神的虐待についても詳しくふれている。けれども、精神的虐待と健全なしつけの境界は一義的に定まるだろうか。個人的・文化的な差異は当然あるのではないか。虐待かどうかの境目は、親が子をなにかの目的(怒りをぶつける対象にする、不安を解消するために依存する、など)に利用するかどうかにあるんじゃないかと思うけれど、少なくとも日本の家族においては、利用し合う部分のない関係なんて存在しない気もする。たとえば、子がいい学校に入ったので鼻が高いと思っている親、あるいは逆に子の学歴が低いのを恥ずかしく思っている親は、どちらも親としての自分のアイデンティティーの維持に子を利用している訳だ。でも、こんな話なんて、ごく普通だよな。もっと普遍的には、家族の幸せが自分の幸せであり、逆もまたそうである、という感覚。家族のみんなが互いに依存し合っている。
この本にある本当の愛というものと、依存することのない関係というのが、実感としてよく分からない。そんなこと、みんなは当然のように知っていることなんだろうか。
あと、嫁姑問題が子に与える影響についても読んでみたいと思ったら、それについては別に本(「毒になる姑」)があるらしい。