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内容より装丁に驚いた。頁が山折りなので、実質の頁数は厚さの半分ってことに!?こんだけ字が大きいのに…頁の端、山の部分には半分の蝶。思わずいちいち広げて中確認しちゃいましたよ;
中身は川端康成文学賞を受賞とのことですが…うーん、純文学(?)ってなんでやたらとエロを難しくこねくりまわすのかな、といつも思う。シンプルに言うとネクロフィリア・デビュー?
だろ、これ。ラストが息子に電話ってとこで終わるのがなんとも笑えた。愛といえば愛だし、陵辱といえば陵辱。
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装丁は美しいが
頁は山折りになっていて変わっている。
そんなアンバランスで奇妙な雰囲気。
頁数が、かなり少ないが
その中に詰め込まれているという感じが一切なく
色んなものが描かれている。
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『「みいら採り」猟奇譚』読了後、読んでみた。こちらの作品は短編であるし、書かれた時期もずいぶん隔たっているが、著者の描きたいものは共通している。愛する者と心身共に一体化する感覚を求めてやまない心。それは相手の死後も、その肉体がある限りおさまらない。”狂おしい”心情に共感することを読者に迫ってくる。