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中心となる探偵役はビアバーのマスター。
でも自分ででかけていって解決するんじゃなくて頭脳だけで勝負!という感じがします。
それが単なる興味津々の噂話のような雰囲気に終わらず、
人間同士のやさしい結びつきを思わせるのはさすがだなぁと思いました。
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香奈里屋の工藤さんに会いたいっ。格好よすぎです。
ミステリだけでなく、ストーリーもすごくいいです。
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「終の棲み家」が一番好きだった。安楽椅子探偵もの。この人の本に出てくる料理は本当に美味しそう・・・。
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この本を読んだ人に香奈里屋のモデルになった店があるよって言ったら絶対に食いつくなw
表紙が好き。
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日常の、けれどその人にとっては人生に深く根ざした謎を解きほぐしていく優しく切ない短篇集。謎解きが少し飛躍しすぎではないかと感じるところもあるけれど、どのお話も洗練されて無駄な部分が無いのは流石。特に表題作は秀逸。料理の描写が素晴らしい!「香菜里屋」には是非行ってみたいです。
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良くも悪くも、何かが足りない。
話の構成、裏に隠されたもうひとつのストーリー、謎解きのトリック、登場人物のキャラクター、インパクト‥全てに於いて悪くはないが深みが足りず、という印象があった。
脚本並に簡潔なので、映像化されたらとても面白くなるかも。
西行の歌から採用したという題名が美しい。そして、作中の料理の描写はどれもおいしそうだった。
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とても読みやすい文体で、内容も複雑なものはなく分かりやすいのですいすいと読めるミステリ。
ただ、ミステリとするにはちょっとトリックもストーリーもぐぐぐっと惹かれる要素がない感じするような気も。マスター・・・すごすぎるよ。とりあえず、香奈里屋が近くにあったら足繁く通ってしまいそう。ないかなぁ、香奈里屋。
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ビアバー「香菜里屋(かなりや)」を中心として繰り広げられる連作短編集。短編なのにそれぞれの謎が明らかになるまでが深く、ああじゃないこうじゃない、と色々な推理が展開されて、思わぬところに行き着きます。もちろん推理も面白いんですが、工藤の出す料理や舞台となる街の描写がポイント高し。ビールは度数を変えて各種取り揃え、料理はシンプルそうだけど鮮度にこだわって作られています。また気が抜けたり温まってしまったビールは交換してくれるという工藤の心遣いが良いですね〜。「終の棲家」や「鎌倉の切通し」は実際にある場所なのかは分からないけど、その場所を見てみたいと思いました。夕日が映える場所だろうなとか、風が冷たく吹き抜けるところなのかなとか、想像が膨らみます。
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同作者の「メインディッシュ」と同系列。
料理と謎と。
相変わらずさらり、と読める感じ。
3/21
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ビールバーのマスターがその客の周辺におこる事件の謎解きをする、連作集。展開が想像を超えていてある意味気持ちよい。
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第52回日本推理作家協会賞短編および連作短編集部門受賞作。
連作短編部門、最後の作品。
年老いた俳人の死から投げかけられた謎を皮切りに、ビアバー香菜里屋のマスターが自慢の料理と推理でもてなす6編の短編集。
それぞれが味のある作品で、コース6品を食べ終わると新たな味が…。
お勧めの一冊です。
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三軒茶屋にあるとあるビア・バー、そこに集まる人々と謎にマスター工藤哲也が心休まる料理と謎を解きほぐす言葉を提供する。
人の心と関わりが絶妙に絡んだ事件・謎の独特の雰囲気、それを解く言葉を料理と共にそっと差し出す工藤マスターに断然心をつかまれます。
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香菜里屋に集う人々のささやかな謎をマスターである工藤が安楽イス探偵のように解いていく物語。
どれも憶測といった解決だけど、ゆっくりとしたテンポにはピッタリ合ってる。
何よりもご飯が美味しそう。北森さんの小説の醍醐味はまさにこれかもしれない。
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三軒茶屋のビアバー「香菜里屋(かなりや)」のマスター・工藤と
そこに集う客達を中心とした連作ミステリー。
気楽に読める短編を、と思って読んでみました。
謎解きの面白さもさることながら、作中に出てくる料理の
美味しそうなこと(笑)。
どれも「食べてみたい!」と思ってしまいました。
……どこかにこんなお店、ないかなぁw
【収録作品】
・花の下にて春死なむ
・家族写真
・終の棲み家
・殺人者の赤い手
・七皿は多すぎる
・魚の交わり
<解説>郷原宏
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「香菜里屋(かなりや)」シリーズ1作目。
連作短編集。
マスターの工藤さんが大好きです。
日常の謎っぽい、ひっそりとした謎解きの中にしんみりとクる感じ。
お腹が空きます第二弾。