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明るくておもしろい話です。特にオチがあるわけでもないんだけど。鳶職人の世界にちょっと触れることができます。
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めっちゃ面白かったです。鳶の方たちのカッコよさにしびれましたし、主人公やその両親の言動が自分の家族を思い浮かべたりしたりして読めました。ツミちゃん可愛いな。
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高学歴でエリート企業に勤める貴奈子。ふとした事から仕事への意欲を失い退職してしまう。そんな中母から薦められるまま「有限会社日本晴れ」へ勤める事に。鳶という初めて出会う職業に当惑しながらも魅了されて行く貴奈子。
変わり者で個性的な鳶達。彼らの軽快な心意気が小気味良く気持ち良い!!
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一流会社の総合職でバリバリ働いていた貴奈子28歳、独身。
将来に希望が持てなくなり、退職。
呆然と日々を過ごしたあとで入ったのが、叔父がカシラを務める鳶の会社。
まったく違った世界に戸惑いつつも、個性豊かなメンバーとともに
生き生きとし始める主人公の変遷が面白い。
粋だねー♪
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偏差値の高い高校を出て、一般的に優良企業と言われている会社で語らいていた主人公が、あることをきっかけに仕事を辞め、鳶の世界に飛び込む話。
自分の仕事に誇りを持っている人間はかっこいいし、とても粋だ。
そういう人たちの背中を見て、うっとりしてしまう主人公の気持ちもよくわかる。
なんとなく背中って自分では知らないうちにいろんなことを語ってしまうと思うからだ。
話としては、なんとなく詰めの甘さがあるような気もするが、スッキリ気持ちよく読めた作品。
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学生時代は優秀な成績を修め、超一流企業へと就職した貴奈子は、ある日上司の何気ない一言で会社に嫌気がさし退職する。無職となった娘を按じた母・幸子の計略で、貴奈子はおじの会社――鳶の零細企業“日本晴れ”で経理として働くことになる。
癖どころが集まった鳶職人たちを前に最初は逃げ腰の貴奈子でしたが、人柄や鳶という仕事の奥行きを知る中で見方が少しづつ変化していきます。現場の描写は緊張感に溢れ、仕事上のミスは命取りとなる、という気合いが伝わってきます。そのためか、軍事マニアの風太雷太兄弟のマニアックな会話や、学歴オタクの剛の素っ頓狂な例え話は良い円滑油でした。
互いにぶつかることがあっても、それは会社や相手を想ってのこと。仕事への向き合い方や仕事仲間やそれを越えた家族のような関係は「粋」の一言です。
ラストまで気持ち良く読める一冊。