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「サラ、神に背いた少年」の続編だけど、過去のお話。
どっちが続編なの?って感じになってしまいます。
こっちも面白いっすよ!
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ノンフィクションということで映画化までされて何かと話題になった作品だけど、
後にすべて嘘だと判明したいつわりのオハナシ。
J.T.リロイっていう作家さえ本当は実在しなかったんです。びっくり。
世界仰天ニュースのネタにもなった本です。
ちょっと前こういう自伝が流行ってた。
Itと呼ばれた子、とかね。
読後感はサイアク。
でもこのストーリーのまとまりのなさとか、
サラの気分がコロコロ変わって読んでるこっちが戸惑っちゃう感じが"リアル"だったんだと思う。
お勧めはしないけど、
映画観るなら先にこっち読んでおいた方が分かりやすい。
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"人はどうして全身が拒絶していることを切望し、体の抵抗が大きくなればなるほど、ますます切望するようになるのだろう。"(/ナトマ通り)
前作よりもダークで強烈。雰囲気は前作のほうが好きかも。
全体的に本当に痛々しい。
それでもどこまでも純粋な少年。
サラもやっぱり憎めないんだよなあ。
不思議な親子。
ミルクシェイクがすごく良い子。
ナトマ通りは読んでてものすごく痛くて、辛い。
でも不快感は残らない、不思議な一冊。
(寧ろさっぱりした。)
2009.1.6〜1.28
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えり*母の愛を求め、娼婦として生きる少年ジェレマイアの物語。きらきら繊細なガラス玉の様な文章が、強く印象に残っています。
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自分勝手で我侭で、男から男へと渡り歩きながらアメリカ各地を転々とするサラ。
そんな母に、時に憎まれ、愛され、翻弄されながらも被虐的な愛を貫こうとする少年ジェレマイア。
「あんたにはあたししかいない」「あたしにはあんたしかいない」
お互いがお互いのほかになにも持てないふたり。
サラの悲劇とジェレマイアの悲劇。
暴力的で残酷でコミカルで、やりきれない寂しさに満ちた深い愛が、彼女たちを絶望的な人生へと貶める──。
前作『サラ、神に背いた少年』から『ぼく』とサラの過去に遡り、その生い立ちの謎を解く続編。