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荻野アンナ著「背負い水」
読了:2016.5.10(水)
思いのほかポップで読みやすかった。当時の世相も色濃く出ており、そんなモノがあったなと思い出しながら読んだ。
良い意味で参考になりました。
辺見庸著「自動起床装置」
読了:2016.5.13(土)
地下鉄の運転手を起こすバイトを始めた主人公と、先輩との交流を描いた作品。
読み終えてから、消えてしまった職業(仕事)がどのくらいあるのだろうかと思った。
小川洋子著「妊娠カレンダー」
読了:2016.5.15(日)
妊娠した姉を妹目線で描く。初めて読んだ作品が、「ミーナの行進」だっただけに衝撃的でした。
辻原登著「村の名前」読了:2016.5.18(水)
フィクッションっぽいなと読み進めていくうち、どんどん幻想的な世界へと引きずり込まれた。
こんな手法もあるのかと、驚かされた。
大岡玲著「表層生活」
読了:2016.5.20(金)
UFO着陸のニュースを冒頭に持ってきたのでSF作品かと思った。
次に計算機から電話とあったので、ほうほうシュールかと関心していたらそうではなかった。
環境ビデオという怪しげなものを作っている計算機との交流を描いた作品。
よく芥川賞受賞作品にある心の闇が描かれていた。BL展開には驚いた。
瀧澤美恵子著「ネコババのいる町で」
読了:2016.5.22(日)
母に追い出された恵里子は日本に住む叔母と祖母のもとで暮らすことになる。
ネコババと聞き、横取りのことかと思ったら隣に住むネコおばさんのことだった。
終始恵里子が可愛くて仕方がなかった。