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戦闘機である雪風とパイロット零の物語。
焦点は、やはり零の戦闘機フェチぶり・・ではなく、彼の世界の見方。
人間とは何かという問いの答がある。
読むと世界が昨日と少し違うように見えるかも。必ず続編のグッドラックを読むように。
神林語に染まること請け合い。おお、坊や馬鹿なことを!
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高度に知能化された戦闘機とパイロットの話。
人が機械を絶対信用する距離感に、チクチクと違和感を抱えたまま進む物語。空軍戦記物ではなく異星で謎の生命体と戦う人たちの「自分達は本当は何と戦っているのか?」という疑問/謎との戦い。
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グッドラックとまとめて、日本の小説で一番好きかも。わたしが小説に求めるすべてが内包されている気がするの。
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久しぶりに読み返してみました。
やっぱり面白い!ですね。
戦闘シーンは、よくわからないので飛ばし読み。
OVAのほうも、見てみたいものです。アニマックスでやってるんですよねー。今。
(うちのケーブルテレビのコースでは見られない)
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未知の異性体<ジャム>と、実戦組織FAFの戦いの情報を、味方を犠牲にしても持ち帰る。それが、特殊戦の深井零と、彼の愛機雪風に与えられた任務。ハードで格好いいが、非情なお話。
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戦闘機の名前が雪風。
それだけで読む気になりました。
でも、最初はアニメから入りました。
アニメを見て原作の存在を知り、
原作を読んだらまたアニメを見たくなった
ので結局、DVDまで買い揃えてしまいました…。
深井零の心を離さない雪風に私の心も
鷲摑みされました(笑)
そして、
雪風←深井零←ブッカーのベクトルも好きかも…。
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疾走感が伝わってくるのがいい。雪風に対して透徹な信頼を寄せる零の感情は容易には推し量れないけれども……。
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http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-356.html
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飛行機が好きで半可通な私にはたまらない一冊。
軍用機に興味がなくても、民間機好きでもいけるような気がする。
知性を持った戦闘機「雪風」とパイロットの深井を中心に
異星で繰り広げられる異星生物との戦いや、その周辺の出来事を描く。
1巻目は半分以上がSF世界の日常を描くのに割かれているように思う。
雪風の知性と人間、そして謎の生命体JAMが哲学的に
絡んでゆくのは最終話あたりから。
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神林は何だかんだで敵は海賊シリーズ以外読んだ事はありませんでした。そしてその敵は海賊も発端はアニメでした。アニメからしか入れないのか、と突っ込まれてもおかしくないカンジで雪風原作を漸く読んだ次第です。面白かったです。何で今まで読まなかったんだ、と悔やまれるくらい面白かったです。そして海賊シリーズよりも読みやすいですね、これ。
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続編「グッドラック」と比べるならばこちらを挙げる。いわゆる架空の戦記にはなろうが、事象を羅列しがちなそれらとは一線を画し、神林の真骨頂とも言える「言葉」を駆使して登場人物の心情、互いの関係性を深く掘り下げていく。すでに神林作品を読んでいるならばその世界観には違和感なく入り込めるだろうし、未読であればこの作品は入門書として決して悪くない。若干ハードに過ぎる面はあるが。戦闘機動の緻密な描写は圧巻であり、脳内で再現しその齟齬のなさを確認する作業も面白い。
基本的には短編集である。架空の空軍に属す深井零、雪風、彼らを中心に物語は展開していく。零はパイロットであり、雪風はその乗機、戦闘機、だ。あくまでも兵器であり機械である物言わぬ雪風、常に機械のようと形容される冷徹冷酷なパイロットである零、共通するのは「機械」だ。零はしかし機械ではないが、零が信ずるに足るものは雪風しかない。雪風を自らの一部と信じた初期、物語が進むにつれ、その零の思いが実は空転していることを知る。雪風の認識する世界、自己と他。そして零と雪風、彼らの共通の敵であるはずの異星体、ジャム。
雪風とジャムによって呈される人間という存在。単にそれだけではなく、深い。そこは自ら読み、目の当たりにするべきである。
とここまでは珍しく真面目に書いたのですが正直超カッケーのですよ。ええ。神林の書く機械知性体はとにかく魅力的であります。雪風ことスーパーシルフの外見自体がすでに好みド真ん中ですし。クリップドデルタ翼に双発エンジン大好き。
水と油を取り持つ界面活性剤という描写は苦労性ブッカー少佐の心労を端的に表した名言だと思います。石鹸。
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神林作品の中で1番好き。
戦闘は辛かったり酷かったり醜かったり
色々あるのに
雪風の空を舞う姿はさぞ美しかろうと
想像していたのは
アニメ化されたおかげで
実際に目に出来て幸せでした。
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異星からの侵略者JAMが、地球との超空間通路をつなげて地球に入り込んできた。
FAF、フェアリィ・エア・フォースはJAMの星である惑星フェアリィで今日も戦っている。
AIを積んだ戦闘機雪風の鋼の魅力はなんともいえない。
短編が集まってできていて時系列的にも前なので、「グッドラック」より先によむほうが良い。
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アニメから入ったクチです。
思えば神林さんの作品で初めて読んだのがこれでした。
アニメを先に見たせいか、世界観が掴みやすかった気がします。
言い換えればアニメを先に見たばかりに、アニメの映像しか浮かびませんでした。
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主人公のパーソナリティが非常に好み。後半では少しずつ違う形に推移していきましたが、全然よかったです。というのも違和感がなかったからですね。