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紙の本
キャラクター文化の現在----現場からの声
2002/07/18 10:33
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投稿者:森亜夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の秋山孝氏は、美大で教鞭をとりながら、現場のキャラクターデザイナーでもある。彼のポップな勢いのあるうきうきするキャラクターは、氏の名前を知らない人も、一目見れば、ああ、あれかーとわかる。
さて、本書は、その現場での視点が、縦横無尽に生きた「キャラクター文化」についての本である。アトムやのらくろ、スヌーピーやミッキーマウス、キティちゃんといった「キャラクター」が、どうしてこのように人々に受け入れられるのか。著者の秋山氏は、それを「キャラクターを介したコミニケーション」として位置付ける。本書の前半の、幼児の描く絵、古代人が描いた絵に対する分析と現代の「キャラクター」が、コミニケーションというキーワードで一気につながる分析は、見事としか言いようがない。
後半の著作権に対する現場からの声にも、見るところが多い。
現実問題として、キャラクターが著作権フリーになったとき、「キャラクター」として生き延びることが可能なのかどうか。
著者に聞いてみたいのは、最近インターネット上に溢れているAA(アスキーアート)と呼ばれるキャラクターのことである。モナー、いよう、しーちゃん、ギコ猫などのキャラクターは誰にでも描けるし、どこにでもコピペ可能である。こんな「キャラクター」は、従来の「キャラクター文化」から言うと、どこに位置するのだろうか?
紙の本
キャラクターデザイン史などの雑多な紹介
2002/05/28 16:19
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投稿者:sfこと古谷俊一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
図象としてのキャラクターデザインについての、効能・考えかた・歴史・存在価値・作りかた・著作権などについて簡単に紹介する入門書です。キャラクター設定の作り方の本ではありません。著者は多摩美術大学の教授。TAKASHI AKIYAMA TOP PAGE
丸プラスとんがりがキャラクターの基本とか。マイクロソフトが、ハローキティを6000億円で買いたい、とサンリオに言ってきたことがあったとか。色々と読んで楽しいネタと、ためになるネタがありました。特に「アルファベットのAからZまでをつかって[註:26の]好きな作品を描くように」というのは、確かにデザイン傾向を見るのに面白い手だなあと感心。
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