紙の本
夏に読むのがふさわしい、ぞっとする事件!
2002/07/22 11:46
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投稿者:Lady - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の作品が好きだったので、400円文庫は少々割高な気がしましたが、購入しました。
ところが、読んでみてびっくり。事件のスケールの大きさ、不気味さは、400円ではお買得です。
学生たちが集まってだべっている喫茶店で、事件がとかれるのですが、年若い名探偵が、実にあざやかな解決を見せてくれます。
そこにいたるまで、この短い物語の中に、ちゃんと伏線が用意されています。
これは買いです!
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オチは単純でわかりやすいが、そこに辿り着くまでのエピがくどい。伏線もしっかりしてるのに、キャラが多い分スピード感がない。もっと一気に読ませてほしかった。
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真幌市という架空の町を舞台に4人の作家さんが季節ごとに書かれているシリーズ物なのですが4つの話には同じ町という以外に共通点は特にないのがもったいないなぁと思いました。せっかくの面白い企画なのに。
トリックは…無理がある気もするけど本格もの!って感じでいいと思います。猫丸先輩の短編が好きなら楽しめるのではないでしょうか。
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倉知さんの作品は好きなんだけれど、これだけは、うーん。という感じ。
え…こんなコトでいいのか。
と思ってしまった。
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「人を殺したかもしれない・・・」ある日大学の友達から突然こんな電話をもらった主人公の彼女。その謎を解明すべく奔走する。
トリックはちょっと無理がある感じがぬぐえなかったけど、主人公の彼女がいいキャラだった。ちょっと気がきつくて友達思い。単純で憎めないやつ★
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赤川次郎系の軽いミステリー。伏線も非常に分かり易い…が、私は好きじゃないなぁ。別作家による夏からを期待しよう。
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400円文庫、中途半端に短いんだよなあ……と常々思っていたら、その短いなかに伏線がぎっしり。これが「真相」なのかどうかはともかく、納得。あれも伏線、これも伏線だったのか、と探すのが楽しい。謎も面白いしね。「犯人探し」ばかりじゃないな。
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作者を替えて、同じ市での事件をつづったシリーズですね(たぶん)。
読み始める前に、地図を見て大笑いしてしまった
電車の中だったから変人さんですよ(笑)
「真幌」っていう語感、どう聞いても北海道だ
読む前は北海道の架空の都市だと信じて疑わなかったんだがD県ですって
D県つーのも架空なんだけどさ
ガッカリ(なんで?)
それにしても、土井留市や駄陰、九陰市はともかく(?)、加亜市ってちょっとムリがありませんか(笑)
これ、結局犯人はわからないんですね。種明かしにしても想像の域を出ないし(渉自身もそう言ってるしね)、その中身もまた突拍子も無く(笑)
しかし、微妙に痛いところをついていたりして。
「たとえ正当防衛であっても、殺人者のレッテルはついてまわる」
「男(犯人)が若い女性の部屋に押し入った場合、たとえ何も無くても世間の人はそうはみてくれない」
事実だよなあ………
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「幻想都市の四季」と銘打たれた競作企画の春を彩るのは猫丸先輩シリーズを手掛ける倉知氏。
そのユーモアたっぷりの文体そのままに、奇妙な殺人事件の謎を推理します。
ミステリ好きには少々痛い登場人物の反省もありますが、懲りない真相という名の仮説ににんまりとしてしまった私です。
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幻想都市の四季シリーズの1冊「春」です。
まほろ市の大学に通う、美波と新一。
浦戸颪が吹いた翌日、美波の友達のカノコちゃんから「人を殺したかも知れない…」と電話がかかってきた。
不思議なことだらけのこの事件、友達の潔白を証明するためにもなんとか真相をつかもうと、二人は調べ始める……。
このシリーズ、中篇というだけあって薄い!
そのうえ、大学生の生活がなんとも軽快な文章で書かれていて、あっという間に読み終わってしまいました。
でも、なんていうか、結末がはっきりしないというか、結局どうだったの?と消化不良。
まあ語られた推理が正しかったということなんでしょうかねえ。
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登場人物とか雰囲気はわりと好きだけど、種明かしはちょっと拍子抜けな気がしました。伏線も張られてるし、納得行かないってわけじゃないんですが……。軽く読めるミステリが欲しくて買ったので、その意味では合ってたかな。
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まほろ市連作の一作目「春」。
著者は倉知淳。この方の作品は初めて読みました。
まあ率直に言ってなんとも微妙。掴みはいいんだけれど、展開にしてもオチにしても、いまいちぱっとしない印象。
倉知さんはちょっと気になってた作家さんなのでもう少し他の作品にも手を伸ばしてみようと思います。
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読みたいと思っていた作家のひとり。たまたま古本屋で見つけて購入。(4人の作家が連作しており読みたかった本のひとつでもあった。しかも他の3人の作家の分も揃って売ってたので購入。)軽いタッチで難解な表現や描写もなく、スルスルと一気に読める。トリックもライトな感じ。次は長編を読みたくなった。
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短い作品なのに、次から次へ人がでてきて、いったい誰が探偵?
って感じだったけど、最後はちょんと辻褄を合わせた感じかな。
死体のトリックは横溝正史を思い出した。
倉知淳はすごく久しぶりに読んだけど、相変わらず読みやすい文章を書くな。
自分もマスターと一緒で最後の仕上げを人に頼って楽したいタイプかな。
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架空の都市”まほろ市”で起こる殺人
読みやすい文章だし、短めなんでサクサクいけます。 謎解きが中々ユーモラスで笑っちゃいました。 こういうの好きですよ。