投稿元:
レビューを見る
図
感情移入をしていただけに、ああいう結果をとった住田にへこむ。
時代の流れとかもあったのだろうけど。
台詞をそのまま使っていたりするのに違う印象を受けるのだな。
作家性で片付けられる問題ではない。
映画版も漫画版も特殊な力をもったドロドロ青春もの。
希望があるのは映画。
投稿元:
レビューを見る
この不快感と絶望感。
雑誌連載で読んでいた時の衝撃は凄かった。
影響を受けている漫画家さんもいますね。
毒気が強すぎて、良い結果になっていないことが多いですが。
映画を観て、再読しました。
私は映画のラストを支持します。
時代は変わったのです。
絶望の果てにどう生きるのか?
そういう物語を読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
映画を先に観てから一気に4巻読了。
こんなに盲目的に思ってくれる人たちがすぐそばにいるのに自らを強烈な孤独に追い込む住田くん。
探し求める悪い奴もすぐそばにいるのに気づかない住田くん。
全編を通して感じる気味悪さと気持ち悪さとやり切れなさ。
ラストの絶望感。
何も知らずに読んでしまったけどこれなら読まなきゃ良かった。
かなり辛い。
投稿元:
レビューを見る
友人思いの友達がいても、ご都合主義ヒロインがいても、借金無くても、悪い奴をぶっ殺せても、親殺しの罪を償う決意ができても、明るい未来を描くことができても、結局視界から消えないバケモノ。主人公の住田はその一生にいったい何を見ていたのか…?
投稿元:
レビューを見る
すごい作品だった。悪人を殺すのは善行なのか、悪行なのか。現代版「罪と罰」ともいうべき、重いテーマの話しだった。絵は、それほど巧くないのだけど、時々ハッとするような一コマや、細かい描きこみがあったりする。まだまだ続きが見たいような気はするけれども、この作品はあのまとめ方で、良かったのだと思う。
「・・・君が死んだら・・・この先悲しくてやってられません」
「・・・大丈夫だよ・・すぐに忘れるよ・・」(p.159)
投稿元:
レビューを見る
おやすみプンプンが鬱漫画だとか言われているけど
自分的にはこっち。哲学的にも完成度的にもこっち。
二十代の頃に入れ込み、何度も読んだ作品だったが、
そのうち所持していること自体ががしんどくなり、
手放してしまった。が、今でも染み付いている物語。
一度取り憑かれてしまったら、
人間はこうも逃れられないのか。
残された茶沢さんの気持ちを想うと居た堪れない。
日見ず。
救いようのないラストだけど、
もちろん幸せな結末を願ってはいたけれど、
この終わり方、正直好きです。