投稿元:
レビューを見る
全四巻。一巻一巻読み進めるうちにどんどん脱力していくとゆー感じ。4巻読み始めた時に馬鹿ヤローに結末を聞かされ、悔しさに泣き崩れww稲中の時からムッツリだとは思っていたけれど、ここまでとは・・・。
投稿元:
レビューを見る
面白かったです。
前半、少しギャグを入れている所を見ると、描いているうちに作者の気持ちが変わったんだな、という事が切に伝わってきます。
哲学的だけど、けして「何かを教えられる」終わり方の作品ではないと思う。
結末の有り無しは、やはり自分自身の中で考えていく事が大事なんだなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
全?不道徳話(メモ↓)
http://blog.livedoor.jp/ga___zl/archives/50516821.html
投稿元:
レビューを見る
そして、この事実を知ってしまった後にどう生きるのか、それが私達に与えられた課題なのです。少なくとも私は、絶望してなお、主人公のような選択はしたくない。そう強く思いました。
投稿元:
レビューを見る
古谷さんの作品で1番異彩放っている作品。
最後のシーンがヤンマガと単行本で変えられてるけど、ヤンマガの終わりのほうがよかったかな。
投稿元:
レビューを見る
優れたギャグ作家は同時に優れたホラー作家で
ある事が多い。笑いと恐怖を感覚する神経は
同一だからだ。両者は紙一重であり根本で繋がって
いる。
古谷実も破壊的なギャグでムーブメントを巻き
起こした「稲中」以降の作品において人生という
最高のホラーショーを描き出している。未来への
漠然とした不安、焦燥、諦念、絶望。
主人公は酷な現実から逃れられず親を殺す。
ラストは否定する向きもあるが突き放した完結が
余韻を持たせ作品の完成度を高めた。
投稿元:
レビューを見る
古谷作品の中でも一番好きな作品、の最終巻。
読んでも明るくはなれません。
むしろ絶望的になります。
でもその絶望の無限ループでもがく住田が素敵。
ラストはネタバレするから秘密だけど、とにかく「絶望」。
投稿元:
レビューを見る
ヒミズ映画化されるということで再読してみました。
何よりも普通に生きたかった若者が
どうしようもない父親にたまに顔をみせては金の無心
母は男と出て行き
一人残される
一人学校にも行けず孤独な夜を幾度向かえた夜に
父が「母はどこだ」と訪ね出て行ったというと
「そうか」と情けない後ろ姿を見せる
長年の恨みを持っていた若者はついに犯行に及ぶ
実の父親を殴り殺してしまった
その日から彼の普通に生きたいという
未来は消えた。
彼には愛する人も近くにいたし、友人もいた
罪を償い普通に生きる人生もあったはずなのだ
だけど彼自身が自分を許せなくあのような
救いようもない完結になってしまったのだろうか
彼が最後まで見ていた化け物はいつ生まれたのかな。
投稿元:
レビューを見る
最後らへんで、茶沢さんの言葉を受けて、「一瞬 そんな、“普通”な未来を、本気で手に入れられるかも知れないと思った」って主人公のセリフがあるんだけど、この言葉が凄く重く感じられた。
Syrup16gの曲で「イマジン」という曲があるのだけれど、その曲がまさにこの言葉をあらわしてる。
主人公に対して、茶沢さんや色んなキャラクターが「大丈夫、住田(主人公)は今ちょっと“病気”なんだ」と優しい(と思っている)言葉をかける。
この言葉が主人公の、分かってもらえない感=孤独感を助長している。
主人公は全く病気では無い。少なくとも僕はそう解釈している。
どこまでも普通で、ただ人よりも多くの事に気づいてしまっているタイプだ。
彼が茶沢さんに最後まで心を開かなかったのも「住田君は今ビョーキなんだよ」という言葉。ここで茶沢さんが理解してくれてないことを完全に把握。
誰一人理解をしてくれない孤独。主人公は最後まで一人ぼっちだった。
承認でなく理解を求めていたはずだ。
投稿元:
レビューを見る
best of 古谷実。
古谷実は、漫画界の太宰だと思う。
稲中はメロスだ。
稲中意外の作品はみな根暗だし。
ラストの展開でハラワタが煮えくり返るほどにこの漫画燃やしてやろうと、今までの時間返せと、怒り狂い、
ラストのラストにその怒りがはじけ飛ぶほどの爽快感を味わった。
棺桶に入れてあの世でも読みたい。
投稿元:
レビューを見る
全巻通じての感想
心にぽっかり穴が空いた。
中学生だからそうなっちゃうのかなぁ…。
泣くに泣けなかった。
投稿元:
レビューを見る
図書館より拝借。「・・・・で・・・・その悪党探しはいつまで続くの?」「そして仮にその目的を果たせたら その後君はどーするつもり?」「・・・・ぜんぜん考えてなかった・・・・・・・・?」
投稿元:
レビューを見る
若い身空でこの作品に出会った時は、本当に心の底から気持ち悪いと思ったものだが。
読み返すと、後続の古谷作品に共通する不快感の走りがそこここに。
実写映画化もある事で。再読にはちょうど良い時期。
投稿元:
レビューを見る
この作品は映画を先に観てから読んだから漫画版のラストに複雑な思いが…。漫画を先に読んでいたなら映画のラストに複雑な思いを抱いていたのだろうか?
投稿元:
レビューを見る
2012.07.25
何度目か分からん。
映画のヒミズを観て読み返してみたくなった。
やはり傑作である。