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細谷先生とは毎夏キャンプでお話します。
沖縄への機内で読んで何度も涙しました。
森のようちえんの子どもを保育を何度も思い出しました。
千葉県こども病院の子どもたちを何度も思い出しました。
大人ができることが少ないということは知っているけれども、
それでは何ができるのか。
やっぱり病棟でも森でも同じことを考えるのです。
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四季折々の小児科での出来事がのっており
悲しい現実がつづられていました。
けれどもその悲しさの中にある喜びが
どんなことよりも大きく感じられるお話でした。
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子供の病気は、本人も周囲もつらい。
ただ、本当に治る見込みがないと分かった時には
苦しい治療を続けるのではなく残った時間を大切に過ごさせてあげたいという考えに共感した。
何度も直面する死に対して無感動にならず、その度に涙を抑えられない細谷先生のファンになりました。
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小さな命と向き合う医者の、
あたたかなまなざしと、
病を前にする心痛とが、
限りなく優しく言葉にされている。
一度お会いしたことがあるのだが、
本当にやわらかな先生である。
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治る可能性が低い子どもの保護者の方に対して、
先生がおっしゃった言葉が印象に残りました。
「今、やりたいと思うことをやるのが
一番正しい選択だと思います。
そしてどちらでもそれを行ったら誰が何と言っても自分の決定が正しかったと確信することが
こういう状況では大切なんですよ。」
どのようにして残りの時間を過ごすのか
子ども自身も保護者の方も悩むことだろうと思います。しかしどの選択をしたとしても、自分の決定が正しかったと思えることが大事なのだと改めて感じました。
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治るようになったといっても7割程度。ひっくり返せばまだ3割は治らずに短いながらも生を全うするということだ。今自分が生きて年を取って生きていることが不思議にも思えてくる。