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こうした論議をしてはいけないという参考にすべき本。池谷氏の脳科学の本を読むことをお勧めする。
[private]池谷氏の脳科学の本の論じ方と比べると、この本の論じ方は、およそ科学的と思えない。偏見と思いこみに満ちていると思う。データの偏りがないことが示されていないし、データが読み終わったで、断言していることをベースに論議を進めているところもある。そもそもα波、β波の解釈は定説があるのだろうか?痴呆症とゲームをしている人のデータがたまたま一致しただけではないか?それが証拠に、高度に知的作業しているソフトウェア開発者の脳波も一致していた。こんなデータ論拠を元に進む議論は筆者の独断の解釈を元に演繹で論が進んでいるだけに見え、恐ろしくロジカルではない。この本の主張を再検証できる人はいるのだろうか?[/private]