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小説ではない本はあまり読まないんですけど、好きな作家さんなので読んでみました。スポーツ全体についていろいろ突っ込みを入れています。読んでいると「確かに・・・」と思わされます。一番印象に残っているのは『トップバッターの資質と学校の出席順』です。苗字が「あ」から始まる人は長年の鍛錬によりプレッシャーに強く、場の空気を和ませることに長けている。「渡辺」などは最後に慣れているので忍耐力をもっている。という理論は確かに適性診断にいいかもと思いました。あと、『50m走タイム性格診断』もいいかもと思います。(あたっているかは別にして)という感じでおもしろかったです。
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スポーツで笑いを取る本。茶化し方が抜群。何度読んでも笑う。どうも著者は、変なところばかり観ているらしい。目のつけどころがさすがです。著者のユーモアがどの辺からくるか、少し分かります。
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奥田英朗のエッセイって、別の本をチラッと立ち読みしたことがあってそれがあんまし面白くなかったんで期待してなかったけど、これは笑った。久しぶりに電車の中でこらえきれずに笑ってしまった。特に「スポーツの国際化と名前の困惑」。下品なのでここには書けません…
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基本的にエッセイは図書館で借りることはあっても、自分じゃ買わないんだけど、これはふらふらと買ってしまった。いやあ面白い。これが「最悪」を書いたのと同じ著者だとは思えない!!怖い話も面白い話もしくみは一緒らしいですがそれにしても多彩ですねえ。目に付けどころがシャープです!!
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奥田さんのエッセイ 初読でした。
ご本人が「スポーツに茶々を入れているエッセイ」と
書かれているように クスクス笑い満載でした。
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奥田英朗のエッセイ。『泳いで帰れ』のあとに読んだが、延長戦~の方が毒舌度高し。
相変わらず目の付け所がおもしろすぎる。きっと男はそんな風に考えるんだろうなぁというとこから、国産ヒーローの話に妙に納得して考えさせられたり…。
「冗談の通じる人には最良の爆笑本」というのはまさに。1人部屋で笑いながら読んでしまいました。
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言わずと知れた奥田先生の毒気たっぷりエッセイ(?)
日本人のスポーツ感をこれでもかと抉ってくる。
一見、どうでも良さそうな事を深く深く突く所は流石です。
特にお気に入りは
*図書館のスポーツ新聞と利用者の自意識
*万能選手の尊敬と複合競技の醍醐味
電車の中でにやつくので要注意。
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奥田さんがこんなに面白い人だったとは…!
自分ではスポーツをしないし、スポーツ観戦もほとんどしない私のような人間でも大爆笑のスポーツエッセイ。
話題はちょっと古めで92年から97年くらいまで。
スポーツ観戦の話もあれば、学生時代の思い出話もあり、図書館でスポーツ新聞を確保する戦いについての話もあり幅が広い。
いろんな楽しみ方があるんだなぁとニヤニヤしてしまう。
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スポーツを中心とした楽しい批評が多いですね。マイナー・スポーツ(ボブスレー、800メートル走)の話など痛快な笑いで、皮肉っぽいですが、確かにその通りだと苦笑いでした。この人は自分が変わっているのかも、といいながら、「きっと読んでいる君もそうだろう!」という感じがあり、心当たりがある人ばかりではないでしょうか。私もスポーツ新聞を読もうとして図書館に行ったことを思い出しました。あの間合いを取る心理の動きは全くその通りでした。競技場で実際には何を見ているのか?なども大変面白い発想です。確かに審判だけを見ていても楽しめるかも知れませんが、一寸それは変わった趣味ですね。
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雑誌「モノ・マガジン」に連載されていた「スポーツ万華鏡」をまとめたエッセイ。
全34編もありますが、サクサクと読めました。
スポーツを主なテーマにいろんないちゃもん!?へりくつ!?を書いていて、納得するものあり、共感するものあり。
レスリングのタイツはなぜ乳首を出すのか?
なぜなの?理由を教えて~
結果が気になることいっぱいです。