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赤ちゃん語がわかる魔法の育児書 2−1 0〜4才おしゃべり編 みんなのレビュー
- トレイシー・ホッグ (著), 岡田 美里 (訳)
- 税込価格:1,540円(14pt)
- 出版社:イースト・プレス
- 発売日:2002/10/08
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紙の本
「育児書どおり」じゃないわが子に悩むママにお勧め
2002/10/29 22:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小林育子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は、ハリウッドのスターたちからも多くの信頼を得て、米国ではカリスマ・ベビーシッターともいわれるトレイシー・ホッグ。既に何冊かの育児書を著しているが、今回は子育ての基本を説いた「おしゃべり編」と、しつけや叱り方にポイントを絞った「しつけ編」の2冊が出版された。対象は0から4歳。
おもしろいことに、トレイシー・ホッグは、「おしゃべり編」で、子育ては赤ちゃんのタイプを見極めることから始めようとまず提唱する。ここが、いままでの育児書とかなり違う。よくある育児書は「平均的な子どもの発育と対処法」といったスタンスで書かれていることが多いので、「うちの子は育児書どおりじゃない!」というママの悩みが生まれてしまうことすらある。
ところが、本著では赤ちゃんを「活発タイプ」「むっつりタイプ」「エンジェルタイプ」「育児書タイプ」「デリケートタイプ」と五つのタイプに分け、そのタイプに見合った育て方をしましょうと提唱しているのだ。つまり今までのテキスト風育児書に当てはまる子もいるけれど、そうじゃない子もたくさんいるよと最初から宣言しているのだ。複雑な人間にとって、タイプ分けが目安であることもていねいに説明しているのでタイプ分けが乱暴な印象もない。「しつけ編」では、このタイプを踏まえて、寝かしつけやかんしゃくを起こした子への対策、体罰への考え、そして今の時代に即したレストランや公園、ショッピングへ連れて行くときの親子のマナーにもかなり具体的に触れている。
母親は経験的に、子どもは生まれたときから各々気質が違うということを育てながら気づいていくが、「育児書タイプ=よい子」のような固定観念にとらわれてしまうことも少なくない。そういった従来の育児書の呪縛から開放してくれる一冊でもある。 (bk1ブックナビゲーター:小林育子/フリーライター)
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