紙の本
冬におすすめすべきでしたが
2003/04/11 07:26
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投稿者:松井高志 - この投稿者のレビュー一覧を見る
セーターになることを夢見る10個の赤い毛糸玉のうち、ひとつが編み残されてセーターになれずじまいになってしまう。悲嘆にくれるその毛糸玉はやがて子供の手袋に編まれ、つかの間の幸せに浸るが、ある日子供は遊びに夢中になって公園に手袋を置き忘れてきてしまう。ここから「手袋となった毛糸玉」が孤独と艱難辛苦にもてあそばれる。
さて、この手袋の運命やいかに? ここからクライマックスまでが実に泣かせるところなのだが、筋をこうして字で説明しても、絵本のことゆえ良さが全く伝わらない。つまり筋書きもさることながら、絵柄の暖かさがかなり効果をあげている、ということ。’92年頃初版のものが昨年再版されたらしい。余談ながら作者は私と同い年。
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やさしいタッチの挿絵が
とってもすき♪
赤好きのあたしには たまらん一冊です。(*≧m≦*)ププッ
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冬になると読みたくなる絵本。ラストは思わず「毛糸玉くん、よかった!」と呟いてしまう。そして、絵がとにかく可愛い。
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10個の赤い毛糸玉。
とうとう、セーターになる日が来た。
ひとつ、ふたつ、みっつ・・・仲間がどんどんセーターに生まれ変わっていく・・・
だけど、セーターは9個で完成し、自分だけが残ってしまった。
これは、セーターになりたかった毛糸玉のお話。
残ってしまった毛糸玉。
ある日、おばあさんがその毛糸玉を取り出して、何かを編み出した。
「人形のセーターだ!」
そう思ったのもつかの間。
出来上がったのは手袋だった・・・
でもでも、最後はとってもハッピーなお話です。
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セーターになりたかった赤い毛糸玉。初志貫徹、良かったです。何となく、おかしみのある作風で、つぼでした。
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10玉の真っ赤な毛糸玉たちは手芸屋さんの店頭段階からセーターになる日を夢見てました。ある日おばあさんに買われて念願のセーターに変身!!・・・する筈だったんですが、セーターは9玉で完成してしまいました。セーターになり損ねた1玉の運命は??この残っちゃった毛糸玉くん、この後かなり波乱万丈な人生(?)を送ることになるんですが、微妙に性格が卑屈で可愛いです(笑)まあ、あれだけぼろぼろになったら無理ないですけど。ちょっとシニカルな感じで、絵もとっても可愛い。ほろっと切なく、ほんわかあったかくなれる絵本なので、是非大人の方に読んで頂きたい本ですね。私は姉にプレゼントしました。喜んでもらえましたよ!個人的には手芸屋さんの店頭で10玉がセーターになるためにいい人に買われようと、自分たちをリボンでラッピングしてみたりセーターの編み図を脇に添えてみたりしていた姿がツボでした。けなげとゆうか、夢を叶える為には自分から動く努力も必要です。
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とても優しい作品。自分の周りの人たちにいつもオススメしてしまうし、こんな素敵な本があることを知ってもらいたい!!
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毛糸玉がかわいくてかわいくて、家で眠っている毛糸玉すべてにあやまらねばならない気持ちになりました!
家に置いておいて下の子たちが大きくなったときにも読んであげたい1冊です。
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毛糸に生まれたからには,誰でもあこがれる”セーター”になりたかった赤い毛糸玉。現実は,残った余り毛糸の箱に入れられてしまう。しかしその後,手袋になって幸せな日々を過ごしていたのだが…。セーターになりたい夢を持ち続けた毛糸玉のお話。大人の私の心にも熱いものが湧いた。
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毛糸なら誰もが憧れるセーターに、あとちょっとのところでなれなかった毛糸。手袋になってからも不運続きな毛糸から目が離せない。5本指手袋が大変身を遂げるラストが、幼稚園の頃からお気に入り。
毛糸ってみんなセーターになりたいんだよね、と今でもたまに思い出してしまう。
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なんとも可愛らしい!
編みものや縫いものをする人は、余りもの毛糸や布切れに謝りたくなるかも。
…ごめんね。
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毛糸玉たちの夢はセーターになること。
ある日10コの毛糸玉たちは、おばあさんに買われセーターへ!しかし9コでセーターは完成。余ってしまったひとつの毛糸玉の運命は⁉︎
ストーリーの展開にドキドキほっこり♪
寒い季節になると読みたくなる、
心あたたまる、大好きなお話です。
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編み物は好きでも、あまり完成したことのない私。
この本は胸を抉られるものがあった。
この毛糸玉の生涯(?)は、なかなかの見もの。
大人でも、ドキドキしながら、最後まで読めた。
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先日読んだ「ココマッカリーナ」さんの絵本紹介本でぐっと興味がわいた一冊。
元々はとても古い発行年だったのだけれど、根強い人気のため再販になったという逸話もある作品らしいので是非読んでみたいと思いました。
まず絵がとてもかわいらしい。そして絵本ですがこれはある程度年齢のいった人の方が沁みる内容だと思われます。
でももちろんお子さんが読んでもいい。
その年齢、その時の自分の在り様でさらりともじっくりとも
内容を感じ取れる深いストーリーです。
版が大きくなく手に取りやすいのも素敵。もう少し早く出会いたかった一冊であり人にもプレゼントしたくなるような内容とかわいらしさです。
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ほっこりする小さいときから好きな絵本
思い通りにいかないこともいっぱいあるけれど、その中でもきっと幸せはあるし、どこかで運もめぐってくるかもね?みたいに感じて読んでます。