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先の展開が気になってどんどん読ませる力が凄い。最初は三人称を使わず固有名詞で進んでいく文章が気になったけれど、だんだん慣れてくる。ちょっと背筋が寒くなるラスト。落ちていく心理描写が凄く分かりやすくて上手だと思う。地元図書館(05/09/09)
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彼女の作品は小学生の頃に夢中になって読みました。
文体はその頃とほとんど変わらず。
かなり強引な展開なんですが、なぜか意外と引き込まれます。
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怖いです。だけど、まだ「おしまいの日」よりはいっちゃってません。最後は、「まだ」救われます。ただ、やっぱり「ディアナ・ディア・ディアス」的狂気の世界。。。
新書版のカバーはなかなかオシャレだと思います。
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有栖川有栖の近くにあったので目に留まってタイトルに引かれたので借りたらホラー。
2006-09-01 02:48:05
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やさしい夫がいる幸せな家庭。そのうえ、小説家としても成功し、何にも不足のない日々だったのに…。何の意味もない、偶然の出逢いが、すべてを壊してゆく-
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きーちゃん。ありがとうきーちゃん。ぜえんぶ、きーちゃんのおかげ。神様、きーちゃんをあたしにくださって、ほんとにほんっとに、ありがとうございます。黄金の時。すべてのものが輝いて見える時。それは、愛すべき夫が作ってくれた幸せな世界。何よりも大事な世界が、あの日から崩れはじめた―。
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この人の作品は初めて読んだけれど思ったよりずっと読みやすかった。
ただ好き嫌いは分かれる…と思います。主人公の一人の「あきら」が「文章を書くのに淫するタイプ」と公人(あきらの夫)から言われるのですがこの作者も似たようなこと言われたのかな…と思ってしまった。
07'5'23
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展開は不穏だけれども、ゆったりした文体で危機感は感じなかったです。
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか。
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お勧めはしません。
※あなたが傍にいてくれるからあたしはとっても幸せ。初めて書いた小説が新人賞を取って、ベストセラーになったのも、あなたが勧めてくれたから。だけどあたしを脅かす、一本の電話がかかってきて―。大学の先輩だった公人と結婚したあきらは、家ではもちろん、仕事でも成功し、幸せな時間を過ごしていたはずだった。だが、たった一瞬の偶然の出会いが、あきらの世界を壊しはじめる。※
途中まではどんどん読んでいけたけど、途中からはいまいち進まなくなってしまいました。
設定みたいなのは良かったけど、最後の方はよくわかんなくなっちゃいました。
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「おしまいの日」を彷彿とさせる感じがしました。
ハッピーエンドなのか、どうなのか分からないけれども・・・。
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きーちゃん。ありがとうきーちゃん。ぜえんぶ、きーちゃんのおかげ。神様、きーちゃんをあたしにくださって、ほんとにほんっとに、ありがとうございます。黄金の時。すべてのものが輝いて見える時。それは、愛すべき夫が作ってくれた幸せな世界。何よりも大事な世界が、あの日から崩れはじめた―。待望の書き下ろし長編。
2008.10.18読 (二本木コミュニティ借)
あいかわらずの独特な文体に懐かしいなぁなんて思っている内にどんどん引き込まれていきます。あの文体で主人公が壊れていく様をえがかれているのが非常にぞくっときます。でも後半はあまり好きではないかも・・・。
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あとがきから読み始めてしまうのってどうもまともな読み方ではない、と思うんだけど、なぜかあとがきから読み始めてしまう作家さん、っていうのもあったりするわけで…新井素子氏の場合もま、そうなんです。
で、あとがきを読んでから本文を読むと…うん、茗さんって素子さん…とイメージが重なってしまいました。最近の写真とかは拝見してないわけだけど、新井素子って本人自体の写真やら漫画化されたイメージやら、が露出していた作家じゃないですか。だから…作中人物の描写がまったく彼女とは違った感じなのに、それでも彼女の顔、で読んでしまうわけ。う〜む。
で。
お話の内容はといえば。
語り手が二人、という形で交互に語られているんだけどどっちの主人公も「ちょ、ちょっとそれはまずいんじゃないの?」っていうところと「うんうん、そりゃーそうだろ」っていうところが絡み合っていて、その結果作中人物がいきいきと描けているんだなぁ。誰にでも大なり小なりある、その「かけら」をうまく取り出して生かしてゆけるのは良し。
読後感はあんまり良くなかったりするのだけれど、それでも印象に残るお話、でした。
なんか新井素子の本になると長くなるなあ…
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いやーこれはすごかったです・・!怖い話なんだろうな~;と思って、怖いもの見たさ的な感じで読み進めていたのですが、まさか泣かされるとは思いませんでした。。でも結論としてやっぱり怖いよ;;って本ではありましたが。。どうぞ怖くても最後まで読んでみてほしいです。最近の新井ワールドは素晴らしい!自分の中ではチグリスとユーフラテスのが上ですが、読みやすさ、というか、続きが気になり一気に読んでしまう度のすごさを考えるとやはり★5つかな。
早速次の新井文学が読みたくなって困ります(笑)
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前半が酷いな。後半はなんとか盛り上がって一気に読めた。
昔好きだった作家が劣化していくのは寂しい。
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怖いというよりキモチワルイ読後感。何がって、文章が。人称が不確か、書き言葉なのか話し言葉なのか、ですます調なのかタメ口なのかよくわからない。どうでもいいことの説明もしつこくて辟易。たぶんそれが物語の世界へ読者を引っ張り込むひとつの魔術なのかもしれないと思いますが。
そして、この作者の書くものって極端すぎる登場人物が多すぎるような気がします。俗な言い方をすれば、オタク的な偏執性。物語の展開も文章そのものも登場人物もみんな偏執性向。物語としての出来不出来とはまったく関わりない部分で、とてもキモチワルイ。
チグリスとユーフラテスは好きなんだけどなあ。