- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
買う前に一度手にとって吟味すべき本!
2002/10/15 19:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポルチェスと現代思想 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は2点の欠点を持ち、駄作です!
1.タイトルと内容の整合性
タイトルは「AV産業」であるが、そのことにふれているのは前半部分のみ。
「AV産業」である以上、制作サイド(プロデューサー・監督・出演者(男優・女優すべて))さらに、営業サイド(小売店・ビデオショップ関係者・取次関係者など)、他メディア媒体(宣伝媒体など)、ユーザー(消費者)などを丁寧に追ってはじめて成立するのではないだろうか? この点は都合のいいように削除している。
2.著者自身が男性と同様に、AVを欲望の対象で観ていることに無自覚
後半部分の主張は、AV女優は作品内で何らかの精神的・肉体的苦痛を負わされ、制作サイドはそれを容認し、消費者はそのまま受容し、性犯罪に走る。ゆがんだジェンダーバイアスが世の中にはびこる要因のひとつとして、アダルトビデオがあるのだ。もちろん、本書で使われる資料は、著者の思想・主義に適応する形で修正・改竄されている。これでは欲望のために観ている男性視聴者と同じです。
著者はAVに関するものもその他の文献も、ちゃんと読んでいるのか疑問。アンケート調査も男女100人(回収率50%)で、全体的なことを語るのもいい加減。
著者は一体、AVを真剣に観たのでしょうか? このような本が出されることでさらなる偏見・差別が助長されることにならないか心配です。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |