紙の本
古典的傑作
2018/07/08 22:16
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごまたまご - この投稿者のレビュー一覧を見る
新卒必須研修会にて拝読。インカム・ゲインやパッシブファンドよりもリスクが高いことなど要点がしっかりとまとめられていて、理解しやすかったです。
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図書館で借りて、2008年4月27日〜5月5日読完(興味のある部分のみ)。
アメリカでもっとも成功を収めた投資家たちの入門書と詩っている。
955ページもあり、電車の中で軽く読むというよりは落ち着いてじっくり読むという感じかもしれません。
証券分析、確定利付き証券に始まり、普通株、バランスシートまで広く親切丁寧に証券全般について過去の分析を実在企業を例に取って説明しています。
アメリカ企業について書かれているものですので私達日本人には馴染みの薄い企業である場合も少なくなく、また1934年当時に書かれた企業ですので今とは大きく変わっています。
それを差し引いたとしても本書は「証券とは」という形で勉強する人にとっては面白い本だと思います。
一般の人に進められる本ではないかもしれません。
私個人的には投資全般に広く勉強する一環として手にとって見ました。
自分が特に興味を持っている部分だけでも読むに値する本だと思いました。
価格が9,800円もするので内容に納得できないと、個人で購入するにはちょっとためらってしまいます。
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グレアム流投資の真髄がここにあります。とにかく資産の価値に焦点を当てる。極端に言えば、投資に損益計算書は必要ない、貸借対照表だけで十分だ、ということです。
枕にするには高すぎる、というくらい分厚いですが、けっこうサラリと読めてしまう内容です。
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なにしろ、量が多くて大変だった。株というものの本質がわかり、よかった。専門用語がわからない部分もあったが、根性で、読み終わった。しかし、昔の債権は、5とか6%とか、ものすごい利子でしたね。これでは、つぶれるかも、
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1934年の雰囲気がよく分かる。財務諸表は当てにならず、投資と言えば債券、株式は投機と見なされるような時代。1929年の暴落後。暗闇の中をアナリストが手探りで進んでいるような感じ。そういう意味では現代の投資家は恵まれているな~と思った。(その分チャンスが少ないのかも知れないけれど)
今はあまり見かけない優先株について多く割かれていたり、当時の個別銘柄の分析など、現代に使えるような知識は少なめなので、基本はグレアムマニアの為の本、かな?
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重要なのはこの本の分厚さだ。株式投資を行うにはこれくらいの覚悟がいるというグレアムからの裏のメッセージ性のようである。ちなみにグレアムの弟子のバフェットはこの本を丸暗記したという。