紙の本
またまたやられました…
2003/01/01 17:11
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投稿者:村井ひとみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の『ハッピーアイスクリーム』に続き、新鮮で心に突き刺さる言葉がたくさん。何気ないときに思い出してしまう短歌ばかり。私たちには言葉がこんなに大切なんだと感じさせてくれる。「短歌」という地味なジャンルがかっこよく思えること間違いなしっ!
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加藤千恵嬢の2冊目の歌集。前作ほどの勢いとパワーは無いものの、切なさの割合は増していると思われる。一番最後に掲載されている短歌が、あたしには一番響いた。
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広告批評という雑誌で、10代女性の特集が組まれていて、加藤千恵さんを知りました。『ハッピーアイスクリーム』も持っていますが、こっちの方が落ち着いていて気に入っています。
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この作者の本を読むのは初めてでした。でも、すごくこの本の世界に入りやすかったです!
女性なら一度は感じたことのある感情をあれだけの文字で表せるのは本人の細やかな感情と師匠?の桝野さんの指導のよさなのかなぁって思う。
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これを繰り返し見ていたころの私は
めっちゃ恥ずかしいぐらい恋愛にどっぷりでした。
恋してる人が読むとすごく分かると思う。
そうじゃなくて読んでも、加藤千恵の言葉の選び方に感動できるかな。
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高校生から大学生になった作者のことばの中には、どきりとするような短歌も。男の子じゃなくて、男、なんだ。自由だ、そしてひとりなのだ。きみ、ではなくて、あなた。今と思い出、なのだ。ぐちゃぐちゃした狂おしいほどの愛おしさや憎しみとか、はたまた、叫んで粉々にしてしまいたいほど平和な中での虚無感とかが、にじみ出ているものを読んで、ここが、おとなとこどもの挟間なのかもしれない、と思った。としたら、あたしは、大学生である今が―とぼうっとした。「もう全部脱いだんだけど 触れてくる手がリアルには思えずにいる」
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「これからも生きる予定のわたしたちは意味ないとこで笑ったりする」
どこか不確かだけど、大事なものと呼べる何かを手にしかけてる気がする。
でもそれを否定して破壊したいと思いシュミレーションしてる気もする。
その足元が不確かな状態がやっぱり人間であって、年齢や状況などでも対象となる事柄は違うと思うが、ずっと死ぬまで沼地をよたよた歩いてる状態なのだ。
外的要因よりも内的要因、それが「たぶん絶対」。
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思い出深い一冊。この作品のタイトルをテーマに舞台を一本やらせていただきました。あの頃の私にはわからなかった言葉が今になってわかる、なんてことたくさんあります。
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ちょっと大人になった詠み人の言葉は秀逸です。わたしは前作よりもこちらのほうがオススメ♪もっと短歌集も出してほしいなー
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自分のノートに何個も何度も書き写した言葉達。
高校生のとき、図書館で見つけて、息が止まった一冊。
加藤千恵さんに出会った本。
それからずっとずっと加藤千恵さんには何かご縁を感じて、というかファンになって、ささやかだけどずっと新刊が出る度、手に取ってる。
この本の衝撃は、忘れられない。
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お気に入り。「忠告は全部無視してやってきた後悔なんかしたことはない」この強気さ!十代からの視点、感情、よく表してる。もう全部好き。