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紙の本
奥深いのに、初心者は入り口の用語でしり込みをしないか
2003/03/25 17:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:安之助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「バックギャモンのルールはとてもシンプルで、どなたにも簡単にマスターできるでしょう」。冒頭で著者(執筆者は3人だが、役割分担ははっきりしない)は述べている。確かにルールはシンプルだから、初心者でも簡単に覚えられる。だが、ちょっぴり難をいえば、カタカナ用語が余りにも多いこと。著者も「最初のうちはとまどうかも知れませんが、すぐに慣れます」といっているが、私は慣れるのに苦労した。なにせ、新しい用語が登場したときに一度だけ説明して、以後は知っているものとみなして、話がどんどんと展開するのだ。「インナーのブロックポイントが2つとなり、ヒットされると白はエンターしにくい」−こういった用語が氾濫するけど、皆は「すぐに慣れ」ることができますか。
だが、それを抜きにすれば「教本」としての私の評価は高い。5つのタイプのサンプルゲームの解説。それに続いてのエンドゲーム。ダブリングの基本など(あっ、またカタカナ用語の連発で失礼しました)。私がバックギャモンを覚えたのは相当昔のことだが、コンピュータ以外に対戦相手がいなくて、基本テクニックなどは曖昧のままだった。それがようやく、整理する形で知ることができた。
前述の「用語」の問題だって、私が目的のページに早くたどりつきたくて、飛ばし読みをしたからであって、じっくり一つ一つの棋譜(ムーブ)を読んでいれば、同時に基本的な用語が染み込んだことだろう。はじめのうち、どうしても覚えられないというなら、巻末に付録で4ページ分の「バックギャモン用語集」があるから、自分でそれをコピーしたものを用意すればいい。白状すると、私はそうした。でも、「用語集」にあるのがざっと120語なんだから、くどいようだが、慣れるのに時間がかかるのも無理はないでしょう。
それを、逆から見ると、いちいち用語を調べなくてもよくなったら「ほぼ基本をマスターできた」ということだ。Yahoo!のゲームサイトにはバックギャモンもある。そこに武者修行に出かけても、恥はかかないだろう。
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