投稿元:
レビューを見る
ドラキュラ伯爵のモデルとなった串刺し公ヴラッド・ツェペシュの生涯についての本。
敵を串刺しにしたとかいうおどろおどろしい伝説が有名ですが、実はワラキアを他国から救った英雄だという話を聞いていたので、ちゃんと読んでみようと買って見ました。
著者はツェペシュの悪行についての伝説は、敵国による中傷であり、実に見事な支配者であったと書いていますが、じゃぁ何をしたかっていうと病気の者・浮浪者を酒場に集め今日は酒を振舞うと喜ばせておいて全員を焼き殺し、国内から弱者層を一掃したとか。
自国商人以外の商人を皆殺しにしたとか…
(;゚д゚)… なんか全然…フォローになってないッス…かなり残虐な気がするんですけど…
祖父の名前を継いでいたりなんだりで家系がかなり入り組んでいるけれども説明は文中にあるだけで、なおかつあだ名だったり幼名だったりとコロコロ変わって正直わかりづらい。
外国小説風に周辺国状況とか名前とか血筋とか、出身国を書いて欲しいなぁと思いました。
自分でまとめろって?いやーそこまでしたくない。
読みづらいので105ページで断念。
ここのところ読了できない本ばっかりだけど気にしない。