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知る人ぞ知る、あのファントムその後のお話です。話的には嫌いじゃないし、あのまま消えてしまうより救いがあると思うが、いかに!?
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『オペラ座の怪人』の続編。
怪人ファントムことエリクは、オペラ座から逃れてマンハッタンに・・・
これは、賛否両論でると思います。あまりにも、無茶苦茶な話なので・・・。
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オペラ座の怪人の続編というかパロディというか。
『あり得ない』と思う部分もありますが、これはこれで有りかなあとも思います。
原作設定もいくつかムシされていますが、無視しないと続編自体成立しないので、仕方ないのかなぁとも。
登場人物たちの物分りのよさに、驚くラストです。
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「オペラ座の怪人」の続編。舞台の印象が強かったので期待を裏切られることだけは避けたかったけれど、パーフェクトとまでは言わないまでも「そうくるか!」という驚きと、舞台にしたら映えるだろうなぁ、という期待感が持てる。各章がさまざまな登場人物の語りで成り立っているので、翻訳ではあるが読みやすい。(訳者がフォーサイス作品と好相性なのかも。)あくまで舞台の原作として読んでいるので、日本での舞台化が非常に楽しみ。
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あの「オペラ座の怪人」の悲劇から10年後、怪人はニューヨーク・マンハッタンで顔を見せない実業家として成功していた。
その彼の元に、ある日、死の床にあるマダム・ジリーから衝撃的な真実を知らせる手紙が届く・・・。
独立した小説としての評価は★4つ、「オペラ座の怪人」の続編としての評価は★2つ。
「蛇足」という言葉があるけれど、まさにこの小説の存在は蛇足だと思う。「オペラ座の怪人」の余韻を壊してしまった。
(そう思うなら読むなって話なんだけど、最初に書いたとおり、独立した小説としては面白いんですコレ)
しかしラウルがXXXだったという設定は、あまりに飛び道具すぎて失笑。なんだか島田荘司のミステリ小説のような展開だ。
でもって、フォーサイス氏(私、この人の別の小説読んだことないんだけど、ミステリ小説界ではけっこうな大家らしい)のあとがきは、いくらなんでもガストン・ルルーを貶めすぎなのでは。
・・・という感想だったのだけど、その後ロンドンでミュージカル「Love Never Dies」を観て、まぁ、これはまだ100倍マシだったと思い知ることになる・・・。
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オペラ座の怪人の後日譚。ラストがわりと唐突な感あり。ピエール君ができた子すぎる。スライムナイトのピエール君よりずっとできる子。やっぱりオペラ座の怪人はアンドリュー・ロイド・ウェバー先生が一番。
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フォーサイスの今までの分野とは違う分野の作品。
フォーサイス好きなので読んだが、特に印象的な本ではなかった。