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紙の本
若手漫画家の描いた北朝鮮拉致事件
2002/12/04 10:49
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:としりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
弱冠24歳の女性漫画家の描いた拉致事件である。百ページほどの手軽に読めるマンガ本だが、うまくポイントをついて描かれている。北朝鮮拉致事件の全容を掴むのにちょうど良い。
11件の拉致事件の概容、拉致工作員の証言、日本政府と警察の対応、政治家の言動、新聞報道などである。関連することとして、金正男氏の密入国事件にも話は及ぶ。
国家とは何か、国の責任とは、…国民がよく学ぶべきことである。そして、政治家を見る目を養い、選挙に反映させるべきだ。
また、本書に書かれている著者個人の考え、意見も立派なものだ。24歳にして素晴らしい見識、素晴らしい気概だと思う。昨年、「チベットの悲劇」なる本を描いたという。そちらも是非読んでみたいと思う。著者はこれからの日本の言論界を背負っていく人材である。
北朝鮮拉致事件の解決はまだこれからである。本書は日朝首脳会談の実現をもって終わっているので、是非とも続編を期待したい。
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