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私たちはどのくらいの強度でここに立つのか。東京をめぐる短編と写真が、忘れかけていた
記憶と無意味で空虚な現実とを奇跡的につなぐ。『JN実業の日本』の連載の単行本化
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気付いたら絶版になってて慌てて買った。
(ハードカバーが欲しかったので)
ジャケ&題名買い。
これから読みます。
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写真集としてはすごく好きですが、自分にはやはり角田さんの感覚、というか書きたいことは好めないと改めて思った一冊。
角田さんの本の読後感は、生活の、疲れている面を強調されてるような感覚になる。
それは日常で充分感じることなので、わざわざ読みたいものではない。
佐内さんの写真には、いつも自分の感覚(とりわけ嗅覚と色彩)との相似点をおぼえる。
似た風景がすきなのかもしれない。
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佐内氏の東京写真が良い
短い3ページほどの小さい風景
角田光代の小説に出てくる登場人物は
誰でもなくて誰にでもある感じが良い
そういう人たちの小さな日常が集まった東京
リアルな過剰すぎない東京の匂いがする
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「何かを見たという記憶より、見なかった記憶のほうが、色濃く心にのこっている、ということがある。
会えた人より会えなかった人。
口に出せたことより出せなかったこと。
手に入れたものより、どうしても手に入らなかったもの。
それらは空白としてではなく、ある確固とした記憶として私のなかにある。」