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いい。論文書き方界の「ブラピ」。
確かに、ちょっと読者をバカにしてるのかと思うところもあったし、論理学的なところや参照の書き方は細かい気もする。
だが、楽しく論文の書き方をマスターするにはこの上ない一冊。
是非、著者が主な対象といっている、大学入学前の人たちに読んでほしい。コピペでレポートを提出するような学生をこれ以上増やさないためにも。
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論文の書き方という固いテーマをユーモアとウイットに富んだ内容で
まったくあきさせないで読ませる本です。
読むに耐える論文を何とか仕上げるまで、時系列順に論理的に文章を
書くためのノウハウを伝授してくれます。
読めば必ず書けると評判のレポート論文入門書といえます。
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2010/06/08 読み物としておもしろいし、内容も納得。半分以上わかってる状態で確認に読むと呑み込みがよさそう。
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論文・レポートの書き方について、材料捜し、アウトラインの作り方、論文の形式、やってはいけないこと(剽切など)などをあげ、懇切丁寧に説明している。
また、「作文ヘタ夫くん」と「先生」の疑問提示→答という形をとっており、平易な文章でとても読みやすい。
加えて、各節に結論が一〜二行程度の文で纏められていて、「○○の時は△△をすればよい」という答が明確である。さらに例題もあり、答付きなので、確実に力をつけていくのに適している。
授業で薦められた本だが、わかりやすいのでお勧め。
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著者は入門書的位置づけとしている本書。
会話調で進むその内容は確かに平易で分かりやすい。
但し、その内容は実に本格的な内容で、
私を含め社会人学生で論文執筆者にとっては不可欠な内容ばかり。
1度読めば全て理解出来るような内容ではない。
特に論理構成の箇所については、何度も訓練が必要なもの。
また、演習問題も多いため、電車内での読書よりは机に座って、
じっくりと読むのに適していることからも、
今後、実際に論文を書き進める中で、何度か読み返す機会が増えそう。
仕事で文章を書く方にもお勧めの大変な良書。
最終付録も実に豪華で、必読の一冊。
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最初のヘタ男のレポートが笑えた。伊達に長年ダメレポートを見てないな。
これは参考になります。や、ダメレポートがじゃなくて。
論理的な文章が求められるのは社会人になってからも一緒。
もっと読み込みたい。
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どうしても先生というのは「よりよく書く」ための本を書きたくなります。しかし学生の本音は「そもそも書きたくない」「書き方がわからない」といったところでしょう。本書はそういった学生の実態を踏まえつつ、書くのが楽しくなるような要素もある大変に良いものだと思います。
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少々ふざけ過ぎなところはあるが、すごくわかりやすいし、非常にバランスが良い。
そして、あとがきの『ファイトクラブ』の場面は僕も好きなシーンだ。
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わかりやすかった。
論文の書き方本で初めて最後まで読めた。
もう1回読み返してみたいと思う。
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レポート・論文の「書き方」と同時に中身をひねり出すところにかなりの比重を置いた貴重な本。この手の本の大半は「枠組み」にしか言及していないので読んでも書ける気がしないし、そもそも読み通せない。どちらかと言えば書くときの参照用。だが、この本は読むと書けるような気がしてくる(気がするだけ。実際に書いてみないと上達はしません、念の為)。前半は是非大学入学時に読んでおきたい(かった)。
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図書館所蔵【816.5TO】
論文を書こうと思ったら、まず読むべし。数多くある「論文の書き方系」の書籍の中ではこれがベストです。しかも「先生」と「作文ヘタ夫くん」の対話体になっており、とても読みやすい。(海老田大五朗先生)
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大学生になったばかりの人に取って分かりやすい本です。当たり前すぎるお作法もしっかりとした根拠をもって解説してくれています。RPG的なノリで楽しめ、易しくて読みやすいです。
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「書く」ということを理論的にわかりやすく解説した本。ユーモアを交えながら優しく語りかけるように書かれていてあっという間に読み終えてしまった。「文章を書くことが上手な人はこのようなことを考えているのか」と感動したのを覚えている。ちなみにこの本は彼女から借りて、あまりに良かったので未だに借りパクをしている本である。
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備忘録
●自分を高めるための手段として論文書きを位置付ける
●与えられた問い、あるいは自分で立てた問いに対して、一つの明確な答えを主張し、論理的な裏付けの根拠を示す
●メウロコ、ハゲドウ、ナツイカ、ハゲパツのいずれかのトピックを論文の問いの形に絞りこんで練り上げる
●過去の論文を要約するには、論文の立てた問い、答え、論証方法をおさえれば良い
●論証には、データの利用、他人の論文の引用などがあり、論拠を含めて記述することがキモとなる
●アウトラインは書く燃料サイクル。前バージョンを基礎に、調べて、考えて、書くことで論文を育てる
●ビリヤード法では、問いをぶつけて問いのフィールドを作ることでアウトラインを育てる
●カテゴリーの観点と階層に注意してトピックを構造化して整理する
●パラグラフの検証
1.トピックセンテンスが明確で、見出しが付けられる。2.サブセンテンスとトピックセンテンスの関係(説明、補足)が明確
●主語と述語、文頭と文尾の対応を確認する。長文を避けて短文に分割する
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「相手の理性に訴えて説得するというやり方だけが、自分と相手が対等になれるやり方である」
ダメ論文を書く生徒と先生の対話形式で論文の書き方を紹介しており、小さな練習問題がトピックごとに付されている(もちろん解答も巻末に)ためわかりやすい。
対話の内容も軽く、笑える部分もあり、小難しい語り口の参考書が嫌いな人もストレスなく学べる。
新大学生だけでなく、大学進学を考えている高校生、それから受験に小論文の必要な高校生にもすすめたい。