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ヴァイノと白鳥ひめ みんなのレビュー
- 東京子ども図書館 (編纂), 大社 玲子 (絵)
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:東京子ども図書館
- 発行年月:2002.11
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紙の本
賢いメンドリさん、大活躍!「オンドリとネズミと小さい赤いメンドリ」
2020/05/28 10:00
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京子ども図書館の「おはなしのじかん」で繰り返し語られたおはなし、
みんなが面白いと思ったおはなしが、この一冊に11も入っています。
そのうちの一つ、
「オンドリとネズミと小さい赤いメンドリ」(イギリスの昔話)を
ご紹介しましょう。
一つ屋根に住んでいるオンドリとネズミと小さい赤いメンドリ。
あるとき、近所に住んでいる悪いキツネ一家に命を狙われることになりました。
オンドリとネズミとメンドリはみんなで仲良く暮らしていると思いきや、
かいがいしく働くメンドリに対して、不平不満ばかりのオンドリ&ネズミという具合でした。
そんな中、キツネに捕まえられ袋の中に閉じ込められてしまったオンドリとネズミとメンドリ達。
みんなまとめて食べられてしまうのかな~とひやひやします。
オンドリは今までの自分を大反省、
ネズミもしっぽでなみだをふきながら、「あんなになまけるんじゃなかったなぁ」と。
と、そこはメンドリさんが大活躍。
「心をいれかえるのに、おそいってことはないのよ。
あまりがっかりしないで。」
彼女の賢さが、みんなの命を救うのでした。
不平不満ばかりだったオンドリ&ネズミもすっかり心を入れ替えて…。
読後、胸をすくような爽快感。
おはなし会で大人気なのも、大いに納得です。
「どうぞ、子どもたちにお話をしてあげてください。
本を読んであげてください。
幼い日に、耳からはいったお話は、
それを語ってくれた人の声とぬくもり、
子どもたち自身がそれを聞きながら思い浮かべたイメージと共に、
一生その子の中にとどまります。
お話は、おとなが子どもにおくることのできる
いちばんいのちの長い贈りものだと思います。」
巻頭のふたつめのおねがいにこう書いてありましたよ。
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