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憧れの存在であった高校美術部の上級生・香澄と芳野の二人から、夏休みに演劇祭の舞台背景画を描き上げるための「合宿」に誘われた毬子。胸躍らせて「船着場のある家」に赴いた彼女を待ち受けていたのは、遠い夏の日に封印されたはずの秘密だった…。ノスタルジーの語り部・恩田陸が紡ぐ永遠の少女たちの物語
〜鞠子の章〜
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1〜3を読んだけど、代表して1を登録。
恩田陸らしいといえばらしいけど、なんだか無難な作品だった。恩田作品の中では平凡な方。
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最後まで読んでいるので、(1)だけ登録。
私の恩田陸さん初の作品でした。
文章がとてもきれいで、大好きです。
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恩田陸らしい少年少女、サスペンス?
過去語りを書かせたら右に出るものはいない、のではないかと疑うくらい好きです。
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毬子は香澄に誘われて彼女の家で友人たちと舞台背景創作をする。
香澄には毬子を誘った別の理由がありそう。
ラストに告げられた毬子の記憶にない出来事。
いったいどうなるのか。。。
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タイトルで判断したのですが、思っていたより暗かったです。
このあと一体どうなっていくのか気になるところです。
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ゆるゆるとした女子高時代のきらめきを思い出させてくれる本。
(でも、きいのお友達も先輩後輩も、誰もなくなってません!)
ミステリーなんだけど、おどろおどろしさがなくて、どこかきらきらしてる感じがします。著者は小説だけじゃなくてマンガも大好きで、かなり大量に読まれているらしいのですが、そういう人が書く「少女マンガ風小説(コバルトとかライトノベル系ではなく)」ってとっても綺麗だと思います。
この単行本(3部作)の装丁も好きだけど、1冊にまとまった装丁も好き!
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不気味な話で面白いとおもったけど、やっぱり進みにくい文なんだよな。
なんか続きが気にならない小説でした(数年後に2を読みますが)
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小説に夏が描かれるとき、大抵暑かったり、虫取りをしていたり、そんな描写をよく見かけます。夜は夜で花火が打ちあがったり、肝だめしをしてみたり。比較的明るいイメージです。
ですが、ここに書かれていた『明るい夏』は恐怖を際立たせるための演出にしか思えませんでした。光が強ければ影も濃くなる。その原理と同じで。ああ、怖い……。
美しい女の子のひんやりとした雰囲気と情景描写がうまくブレンドされています。背筋が寒くなり、後ろを振り向くのが怖くなりました。
まだ序章。だからこそこれからが怖くて仕方がない。
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三人の登場人物それぞれの一人称で語られてる三分冊。
合わせて一冊の文庫本にもなっているみたいですが、各巻の変わり目であっと驚く急展開を味わうなら、ぜひ分冊で読みたいですな。
いろんな色のある恩田陸作品の中でも、本作みたいな少女漫画モードのは一番好きです。
お薦め。
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図書館で借りました。
3冊になっているタイプ(1巻だけ登録しました)
それぞれが3人の登場人物の視点からの物語になっています。
綺麗なのに、ゾッとするお話でした…
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高校生のときに読みました。
初めて、次の発売日が待ち遠しくて仕方ないと思えた作品。
全三冊の一冊目。序章。
ある夏の始まり。
まばゆい光と色濃い陰の美しい女子高生たちのお話。
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こっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっわ!!!!!
こっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっわ!!!!!
こっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっわ!!!!!
こえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!
やっぱ恩田陸、こわい。こわいわーー!
なに!なにこの「鞠子さんが、僕の姉貴を殺したことだよ」って!!
さらっというな!ここで終わるな!こわいわ!!
速攻2巻に跳んだわ!
例の「ちょっと不思議があるけど、ま、そこまで重要じゃないでしょ。と言うか青春真っ只中、少しくらい怖い事があったほうが、刺激的じゃね?青春」的“恩田ワールド”にまんまとだまされたわ。
全然「少しくらい」じゃない!
小夜子なんて目じゃない!Maze並み!こええええええええ!
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恩田陸さんの三部作の中の一作目。これは毬子目線から書かれていた。香澄、芳野から絵を書く合宿へ誘われ、そこから物語はスタート。途中、暁臣、月彦が加わりどんどん話は進んでいく・・暁臣が毬子にひとつの事件について話し、えぐったとこでこの巻は終わった。本当に毬子は暁臣の姉を殺したのだろうか?
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良かった。夏のこの時期に読めてラッキーだったな。1巻のP31にある言葉が、ずっと心に残っています。「有頂天になっていると、見ていた誰かに突き落とされる。素晴らしいことに胸を躍らせていると、必ず誰かが「そんなつまらないもの」と囁く。そうして、背伸びをしてはうずくまり、手を伸ばしては引っ込めて、少しずつ何かをあきらめ、何かがちょっとずつ冷えて固まってゆき、私は大人という生き物に変わっていく。」的を射過ぎてはいないか?すごいな、大人になる一歩前に気持ちがそのままだ。