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SSTに取り組む先生達にお勧めです。学生にスキルを学習してもらう前に、私たち大人も現代の子どもと関わるスキルを学ぶ必要があるんだなと思いました。先生だけでなく、お父さん、お母さんも読んでみて。
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実践と理論の橋渡しを信条としている著者の書だからか、「ああ、こういう場面あるな」とうなずける例を多々用いながら、その状況での生徒への「当たり方」を説いてくれる。ただ、マニュアルというのではなく、心理学的な見地をもとに、「この理論だからこそここまでは言える」と、理論に立った見解が述べられており、how toものとは全く異なる。その点が信頼がおけるし、そこから先はここの教員に任せられている裁量の部分だと言うことを感じた。
特に、「勢力資源」「グループワークの意義」「最初の1,2ヶ月の大切さ」「説明することの重要性」「<ふれあい>と<なれあい>の違い」等、心に残るキーワードが多い「実践知」が豊富にちりばめらた良書であった。
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一見How toもののように感じましたが、著者のしっかり理論に裏付けされ解説と実践例が紹介されているので、自信をもって生徒たちとの付き合い方にアプローチしていくことができます。
実践からイメージしやすい「こんなシーンある、ある」と思う事例を紹介されているので、専門的なソーシャルスキルも自分の中にドンドン吸収していくのがわかりました。
本書のおかげで今まで苦手に思っていたタイプの生徒でも自分の気持ちを変えることで180度変えて接することができるようになったと思います。
生徒との距離を感じた時は、おそらく自分の中に何かしらの原因が考えられるはずです。
本書はその原因を手繰り寄せられる力強いきっかけを与えてくれます。
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使えそうなネタ多い。
既に教師になった人,教師を目指す人,指導的な立場に立つ人には読んでもらいたい。他者の行動をコントロールする際に持つべき1つの視点となる。
教師や指導的な立場の人は他者の行動をコントロールする場面を持ちやすい。その場面がうまくいかずフラストレーションになることも多いだろう。その局面を打開するヒントになろう。
「最近の子は,言われたことしかしない」と言う割に,「教師は教師の言うことを素直に聞く子どもを好む」とは…自己完結である。
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子どもの状況、クラスの状況においての対応の仕方の例が細かく載っている。
こういった子どもにはこんな対応を、
こういったクラスにはこんな対応を、
と具体的な例を挙げているので信頼がおける。
文章構成がとてもまとまっていて読みやすかった。
普段なら読書ノートを作るんだけど、この本はちゃんと本文の大切なところを章末にまとめてくれてるので作る必要がない。
この本が書かれたのが10年前なので、また現在の子どもたちの状況は微妙に変わってるのかもしれない。
大切なのは、子どもたちの理解をすること。