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上橋さん、面白すぎです。
夢中にガブガブ読み進めてしまうので、上橋さんの伝えたいメッセージをとりこぼすんじゃないかと、ふと気になるほどです。
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自分が嫌いな人間達を、一瞬で殺せる力を持った少女とそれを取り巻く人間達の話。少女を見捨てられないからと守るバルサとタンダ。正しいことなんだろうけど、私には少し疲れる。
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チャグム話が若さゆえのスピード感があっただけに、バルサメインだと勢いが少し落ちたかな、という印象。悪神を呼び込もうとするアスラ。妹を心配するチキサ。兄妹をバルサとタンダは助けようとする。今回の舞台はロタ王国。王族イーハンと忌み嫌われるトリーシアの悲しい恋の物語にも注目。
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~あらすじより~
ロタ王国建国の伝説にまつわるおそろしき神“タルハマヤ”とタルの民との秘密とは…王家に仕える隠密カシャルたちが遠い昔かわしたロタ王家との約束とは…タルの美少女アスラは神の子か、それとも災いの子か。
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バルサの強さと優しさに触れて物語のワクワクと同時に温かい気持ちになった。さぁ、バルサとアスラの新たな旅が始まる!いざ次巻へ…。
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守人の5冊目
北大陸のうち「ロタ王国」が舞台
ロタ王国のタルの民の娘アスラは恐ろしい力を身につけ、大量殺人を犯すが、彼女に罪の意識はない。その力は「神様」だから。
アスラとチキサ兄妹を助けたバルサだが、またしかしロタ王国の内情にも触れていくことになる
ヨーサン国王とイーハン王弟は仲良く国を治めている。呪術師スファルとその娘シハナは陰から王を助ける部族だが、シハナには別の考えがあり、アスラを利用しようとしている
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描写力とストーリーの持って行き方は相変わらず素晴らしい。
私は集中が続かないタイプなんだけど、最後までグイグイ読める。
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さすが上下本だけあって、展開が遅い。しかもいつ恐ろしいことが起こるかと思うとなかなかしんどい。どうまとまっていくのかなあ。
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守人シリーズの中では少し長めのシリーズ。光と影の民そしてその間にいる狩人たちが繰り広げる神をめぐる話。一番好きな場面は南部の大領主と北部の部族長達が会議をしているところです。間接的に子供たちにこの世の不条理を伝えているところが好きです。ほんとにこの会議の通りなんですけどね。・・
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やっぱりバルサが出てくると読んでるときのテンションがあがります。言動すべてかっこいい。いろんな国の人が出てきて設定もしっかりしてるので、読んでる間この世界観にどっぷり浸れるのが幸せです。
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守り人シリーズ第5段①
今回の舞台はロタ王国。
夢の守り人で、大怪我を負ったタンダの側にいてやりたいと、青霧山脈の麓の家にとどまっていたバルサ。
時期としては、虚空の旅人と同時期に起きた物語らしい。
タンダに付き合ってヨゴの草市を訪れたバルサは、人買いに連れられたタルの民の兄妹チキサとアスラに出会う。
アスラは美しい少女であったが、恐ろしい神〈タルハマヤ〉を裡に宿している。
一瞬にして人を大量に虐殺してしまう恐ろしい力。
過去に、この残酷な神の力でもってロタを支配しようとした少女がいた。
この時にタルの民はタルハマヤを鎮めるために森で生き、カシャル(猟犬)はそれを見張り続けることを誓った。そして、今アスラを殺そうと追いかけている。
この兄妹が命を狙われていることを知り、事情がわからないまま、アスラを助けてしまうバルサ。
一方でタンダは兄のチキサと共に捕らえられてしまう。
帰還編に続く。
帰還編、借りられなかったので、ここでお預け状態。
スファル父娘の確執、虐げられてきたタルの民、ロタ国内の不和…。どうなるのか。
何とか守ってくれるのだろうと思いながらも早く読みたくて仕方ない。
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今度は神か!悪い神がこの世に出てくるってことは良い神も出てこれたりするのかな。バルサが男の人を素手だけで倒したところがかっこよかった!さすが!バルサたちをおびき出したのはシハナだったんだね。父親とも対立するのか。そしたらスファルも味方になるのかな?シハナの猿もこの先やらかしそう。チキサがチャグム的な感じで成長してくれたら嬉しいな!タルの民とかの関係が難しくていまいちわからない…。てかタルの民の集会?の場面で若い人たちが笑ってたってところはどーなるの!?その人たちもシハナ的な感じでやらかすのかな…?
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アスラがタルハマヤを体に宿したために命を狙われることになり、バルサとタンダがアスラを救おうとするという設定は過去の守り人シリーズと同じで、ある意味ワンパターンなのだけれども、それでも物語に引き込まれた。
タルの民が差別されていたり、ロタ国南部の商人と北部の商人たちが、増税について言い争ったり、シハナが父を裏切ったりと、人間のドロドロした部分が描かれているのが面白い。
ドロドロした場面が、アスラやチキサの純粋さをより際立たせていると思う。
帰還編では、無事にアスラを守り抜いて終わるのだろうと予想できちゃうのだけれども、それまでの過程はきっと面白いのだろうな。
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今度の舞台はロタ王国。
人身売買組織に連れられた幼い兄妹と出会ったバルサとタンダ。
やがてその兄妹はロタ王国の王族からも追われることになる特別な力を持った子どもたちだったです。
不吉な出来事に遭いながらもその兄妹を匿い、バルサは妹を連れて逃げることに。タンダは兄とともに人質として捕らわれの身に。
バルサはこれでもかと傷ついてそれでもなお最後まで見捨てず、その力強さと優しさが素晴らしいです。追手をまき、生き抜くための知識は、生半可なことでは身につかなかったであろうと思うと、苦労した分だけ思いやることができるのかもしれません。
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シリーズ。ファンタジー。
タンダと出かけた先で人買いに売られようとしている兄妹と出会い、彼らの運命と交わることに。
スファルを阿南健治さん、ヨーサムを遠藤憲一さん、イーハンを平岳大さんのイメージで読んでしまった。真田丸の影響かな。
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今回はロタ王国のお話。
王国ごとに言語が違い、生活習慣や風習、考え方等の違いが鮮明に描かれているところに、文化人類学を専攻している、上橋さんの真骨頂があるのかな、と思います。
「タルハマヤ」という破壊神を体に宿してしまった、アスラ。
しかし、彼女はそれを母親から「カミサマ」と教えられていて、怖さを知らない。
母親を処刑された時は、無意識に呼び出し、大量の惨殺を招いてしまう。
しかし、オオカミの群れに襲われた時は、それを操り、人々を助けることが出来た。
強大な力というのは使い方によって、良くも悪くもなるという事を暗示しているように思えた。
アスラに平和な未来を与えて上げたいと心から願います。
「帰還編」でどのように終結していくのか?が楽しみです。