投稿元:
レビューを見る
2003年1月4日青山ブックセンター本店で、わたしは新婚旅行に連れて行く本を吟味して、カートに入れていた。その中の一冊。そんな大きな写真集は、結局トーキョーでお留守番なのでしたが、表紙のピンク色はわたしの持っていったスーツケースの色と似ていた。眠れない夜にときどきこっそり見る。うつくしい、賢い女性の、写真。わたしはこんなにグラマラスではないけれど、その表情は、わたしに似ていなくもない。大学時代、だれかに、鈴木いづみに似ているといわれたのだ。どこが、とは、聞かなかったが。
投稿元:
レビューを見る
《いづみはずっとAの中に女在している》 アラーキーが撮った女のうち、陽子さんについでリキが入ってるのが鈴木いづみ。ここに蘇る。
投稿元:
レビューを見る
悪い女子だ。美しく汚い。見習わない方がいいし、見習えるほどのチカラは持ってない。壊れ行く姿にどうしようもなく心奪われるのだよ。
投稿元:
レビューを見る
唯一もっているヌード写真集。
生きている人間の生々しさがでていていい。
鈴木いづみの後ろに映る本棚がやたらと気になりました。
好んで読んだりするものって、その人の内臓のようで。
投稿元:
レビューを見る
なんかすごい。いづみは綺麗じゃないけど、絡みつくような粘着質で陰な独特の魅力がある。アラーキーの写真はいつも、じめっとしてエロい。
投稿元:
レビューを見る
肉感的なヌード。
世界を見下す冷めきった瞳。
獣のような 少女のような
ぐねぐねとした輪郭。
子宮に歯が生えてケタケタ笑ってる
女の塊のようなイメージが強かったのだけれど
むしろこの人は
男にも女にも跨がっているんだ、と
今は思います。
どうしようもない空虚を抱えた
気の触れたような微笑みが
時々死体みたいでドキっとするの。
本棚の写真も印象的。