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紙の本
医療の素人の一般向けの解説書として、適切
2003/07/19 10:27
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投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人体の内部の状況を目で見て確認することは、病気の診断になくてはならない手法である。X線透視が出現する以前は、外部から顔色を観察したり、胸の音を聞いたりし、症例と照らし合わせて推測するしかなかった。現在では、日本で開発された二重造影法や、X線CT等のX線透視技法の改善はもとより、超音波、核磁気共鳴、放射線、による透視技術により、体内の病巣を画像化し診断するようになった。これらの透視技術技法について、その開発改良の歴史も含め、概要を紹介している。おのおのの説明の文量も適切で、内容も難しすぎず簡単すぎず、医療の素人の一般向けの解説書として、適切である。
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