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ネットコミュニティビジネス入門 ネットビジネスの成功の鍵はコミュニティ・スキルの有無にあり みんなのレビュー
- 松岡 裕典 (編著), 市川 昌浩 (編著), 竹田 茂 (編著), ネットワーク局プロダクツ編集 (編集)
- 税込価格:3,080円(28pt)
- 出版社:日経BP社
- 発行年月:2003.1
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紙の本
コミュニティをビジネスに生かせないかという発想
2003/12/13 21:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MtVictory - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブロードバンドの急速な普及でかつてネット後進国だった日本も、いつの間にか世界一のブロードバンド人口を抱えるようになった。インターネットの定額制・常時接続は当たり前となり、ISPはとにかく顧客数を確保しようと値下げ競争に走り、あとは体力勝負という消耗戦を呈している。全国民がインターネットに触れられるようになった今、果たしてネットは人々の要求を満足するものだったか? うまく使えば有効なツールなのだが、つまらない・下らないものも溢れ、混沌としている世界に突然飛び込んできた人々はきっと戸惑っているに違いない。そんな無秩序なネットをビジネスに結び付けたいと思う人は世界中にいる。ネットの未知の可能性に宝捜しのような期待をもつ者も多いだろう。
既にインターネットを活用したビジネスは数多く存在する。インターネットバンク、ネット証券、ネット・トレーディング、ネット・ショッピング、etc。ネットをビジネスに取り込んだ多くの会社が一時期もてはやされ、ネット・バブルなる現象も起きた。熱病といもいえるブームは去ったが、インフラの整備は日本でもまだ拡大中。ビジネスの可能性がなくなったわけではない。
さて、情報収集のためのWebブラウズと、Eメールの送受信がインターネット利用のほとんどを占めると思われるが、メールを初めとするコミュニケーションツールとしての利用は携帯電話と同じかそれ以上のものがあるだろう(最近のケータイではメールも出来るが)。
電子掲示板は手軽に書き込めて、多くの人に読んでもらい意見を聞けるというのが受けて、いろんなサイトで運用されている。様々な“板”が立ち、興味がある人々が勝手きままに訪れる。技術的には古いものであるが、そこに集まる人々のコミュニティをビジネスに生かせないかという発想が新しい。本書は掲示板を初めとするツールをコミュニティビジネスに活用し、収益を得ようとする人々にヒントを与えてくれる。
インターネット技術の進歩で日々、コミュニケーションの手段も進化し続けている。掲示板、チャット、メーリリングリスト、インスタントメッセンジャー、etc。勿論、技術も大事で、これまで不可能だったことを可能にし、社会に革命的な変化をもたらすこともある。しかしコミュニティビジネスに活用していくには、ただそれだけでは駄目で、ユーザが何を求めているかをしっかり掴まなければならない。今やケータイとモバイルPCの境界が曖昧になりつつあり、ワイヤレスで、いつでもどこでも(電話やネットに)“つながる”環境が出来つつある。これはコミュニケーションやビジネスのあり方を大きく変えていくだろう。
紙の本
ネットコミュニティビジネスを俯瞰するにはいい本である。
2003/03/02 22:00
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投稿者:ぐっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は日経BPが主催した2002年7月の「ネットコミュニティセミナー」の内容を中心にまとめたものである。日経BP。この値段。正直、期待していた。しかし中身は私の期待には答えてはくれなかったことをまず告白せねばならない。
内容は充実している。「2ちゃんねる」から「ペタろう」まで、さまざまなコミュニティ志向の試みが紹介されている。しかし「なんとかネットコミュニティを作って儲けられないか」という試みの「博物館」という以上の意味は、この本には見うけられなかった。NHKが行った「変革の世紀」での番組製作の試みや、ローソンが行っている商品開発のためのメンバーシップの試みなど、成功していると思える事例が掲載されていないのは、この本の成立した時期が早すぎたためだろうか。しかし本質的には取り上げるものについて、編者達のセンスの古さが際立っているようだ。ネットに集う人々が必要しているのは「仕組み」ではない。求心力なのである(と、私は思っている)。
とはいえ、とりあえず、今、ネットコミュニティビジネスの名の下にどのような試みがなされているのかを俯瞰するにはいい本である。そして新しいビジネスチャンスを狙うなら、ここに挙げられたケースがなぜどれもうまくいっていないのか、じっくり考えるところから始めてはいかがだろう?
紙の本
目次
2003/01/24 19:33
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投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第1章 ネットコミュニティのトレンドと実際
ネットコミュニティとは何か?/ネットコミュニティの変遷/ネットコミュニティの成功事例〜ネットオークション、出会い系、ネットワークゲーム、巨大掲示板・ニュース、商品開発…/ツールから見たネットコミュニティ〜掲示板、チャット、電子メール、メーリングリスト、インスタントメッセージング、P2P…
第2章 ネットコミュニティを解剖する
集客装置としてのEコマース併設型コミュニティ/オークションのコミュニケーションはシステムの不備を示している?/コミュニティサービスを提供するビジネス/ピュア・ネットコミュニティビジネスは存在するのか?/ネットコミュニティ型か、リアルコミュニティ型か/ネットコミュニティは「会う贅沢」を提供できるだろうか?/コミュニティ成功の最大のキーワードは「居心地のよさ」である/ホームページが「ホーム」となるために/…
第3章 ネットコミュニティビジネスを成功させる設計レシピ
ネットコミュニティの準備・設計・構築/ネットコミュニティの運用/ネットコミュニティのビジネス化
第4章 ネットコミュニティの現場から
「関心空間」とコミュニティデザイン:前田邦宏(ユニークアイディ)
「ボトルメール」とコミュニティビジネス:永井義人(情報建築)
ツールからコミュニティを考える:福田敏也(博報堂アイ・スタジオ)
■ネットコミュニティ関連資料
国内主要プロバイダの「コミュニティサービス実施状況」/国内主要ポータルサイトの「コミュニティサービス実施状況」/代表的なネットコミュニティ、コミュニティビジネス・ベンダー/ネットコミュニティ関連図書
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