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▼舞城流・女子高生文体は伊達じゃないです。そうそう私こーいう喋り方してたよ!でももうちょっと恋愛に対しては冷めてたけど。
▼「減った。私の自尊心。返せ」いいなあ格好いいなあ。こういうことさらっと書けちゃうもんなぁ。
▼女子高生は携帯を「ニチニチ」打つそうです。かつて「かってに改蔵」では、メールを打つ音を「めるめる」に決めてたけど、ニチニチ……の方が実感がありますね。ニチニチ。ニチニチ。
▼女子高生のハチャメチャ☆ラブコメ(偽)かと思っていたら突然ぐるぐる魔人ですよ。シャスティンですよ。何ですかそれ!でもシャスティンの件は本当に怖かったです。▼「何なんだよ」「愛だよ」という話です。ラブ。
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舞城、三島由紀夫賞受賞作。
ほんとパワフル。混沌としてるんだけどごちゃ混ぜのなんだかわけわかんないもんの底のほうで見つかるのは結局純愛だったりする。ラストは微妙に納得いかないんだけど、それでも好きですよ。誰か映画化してくんないかなぁ。
舞城の文体って移る・・・。町田康と並んで、現代文学の作家の中では最も筆圧高めの作家のひとりだと思う。
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あまりのテンポの良さに、思わず笑ってしまいました。
内容もとても面白く、読書が苦手な方でも抵抗無く読む事が出来そうなので、そういう方に是非お薦めします。
こんなに面白い本は、今まで読んだ事が無いですよ。
『小説=堅苦しい』というイメージを、ものの見事に打ち破られてしまいました。
あまりにも面白かったので、思わず友人に勧めてしまいました。
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三島由紀夫賞受賞作。選考の後で選考委員の感想みたいなのを読んだんですが、宮本輝いいですね。舞城大批判の文章を読んでゲラゲラ笑ってしまいました。さすが輝じぃ。でもこれが舞城なんですよと言いたいし、輝じぃのように毛嫌いするヒトも勿論居るってことを、舞城フリークはみんな知ってるはず。この作品は調布が舞台。『天の声』って掲示板(モロ2ちゃんねる)に次に起こる事件(分刻みなんだけど)が予告されたりして、そのうちこんなアルマゲドン起きそうだなぁなんて思った。予告しながら、リアルタイムで殺人とか暴力沙汰。うんうん、ありそう。
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「好き好き大好き超愛してる」を読んだ後なので、おとなしめの展開に感じてしまう。第一部と第二部冒頭の女子高生パートは良いのだが、後の展開はちょっと疑問。第三部はあきらかにまとめすぎ。題名のセンスは抜群に良い。装丁もGood。
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一言で言うならば「爆走一人称」。主人公アイコの言葉は自分の恋愛のことから、調布での暴動「アルマゲドン」に至り、はたまた精神世界にまで旅立ち、そしてグルグル魔人のところへと一気に駆け抜ける。 舞台が調布ということもあり元調布市民であった僕には様々なモノや場所がリアルに想像できて二度おいしかった。
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うーん、戸梶系だと思って読んだけどどこかが違う、って当たり前か。わかるようなわからないような、つかみどころのないフシギな世界観。
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無理やり今っぽくしたような、かなり変な感じ。2ちゃん系を引用すればそれだけで今っぽい話になるわけじゃないのに。こーゆうの、好きな人は好きだろうけどわたしはダメだ。全部読んだけど、途中はかなり斜め読み。それで十分。
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本屋で立ち読み。わたしには肌が合わず。最初はまだマシだったけど、どんどんつまらなくなってゆく。どうしてこの本がそんなに絶賛されたのだろう?苦手だ。
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ハイスピードで過ぎ去っていく小説です。
初めての舞城作品はコレでした。
主人公・愛子のラブリーさは良いとししても情緒不安定な人が読めばちょっと悩んでしまうんではないでしょうか。
序盤の勢いに乗って中盤・終盤が読めると思ったら大間違いです。
いきなりのトーンダウンなのではなくて急に読みにくくなります。
とくに第2章は恐怖なんですけど!
氏の初の女語りは作者が何者か更にわからなくなってしまう程にブラボーです。
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ミステリーもサスペンスもノワール
も血も暴力も苦手な私が、何故か
ハマった舞城王太郎。めちゃめちゃ
ドタバタ、愛だろ!の世界。強引
ゴリ押し。だけど読んでしまう。
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写真がとてもいいうえに装丁がとてもうつくしい。
文体もストーリーも小気味よくてでも少しナンカイでいままでにないかんじが気に入ってます。
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第16回三島由紀夫賞受賞作品らしい。
最初がめっちゃ印象的だった。
『減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。
返せ。
とか言ってももちろん佐野は返してくれないし、自尊心はそもそも返してもらうもんじゃなくて取り戻すもんだし・・・・・・・』
と、最初はオモロかったんだけど、途中怖くてちゃんと読めなかった。
宗教はパクリで宗教心もパクリとか、自己憐憫が一番タチわりーとか、言っちゃってるのは、さすがマイジョーだなぁと。
恐れ入りました。
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これは読みやすかったです。主人公の女子高生に入りやすかったので、何も理解できないという現象は起きないです(笑)。
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最初は面白くて凄くテンポよく読めたのに、どうしてこんなに詰らなく出来たのだろう。映画のインスパイアって、酷すぎる。「やかまし村」を小さな頃に見て大好きだったので、その過去を汚された気がした。返せ、わたしの自尊心。