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紙の本
フィリップ・トルシエの人格に?
2003/06/03 00:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナリクン - この投稿者のレビュー一覧を見る
まず第一に、ぶ厚い本でありながらとても読みやす文章で、尚かつ日本代表チームの裏舞台を生々しく暴露しているので、一気に読んでしまえた。その4年間、サッカー日本代表を試合を見てきた人には、絶対お薦めの本です。
特に、トルシエ監督についてよく書かれていて、トルシエがどのような人物だったのかが見えてくる。トルシエが日本に教えなければならないことが500ページあるとよく言っていたが、それは結局5ページしかなかったと直属の部下に言い切られてしまうところなどは、トルシエを高く評価していた人にとってはガッカリ来るかもしれない。
選手と信頼関係を築き、マスコミの報道に振り回されなかった韓国代表監督ヒディンクとは対照的に、トルシエ監督は選手やコーチと信頼関係を築けず、マスコミの些細な報道まで気にしすぎて、チームをまとめられなかったことが、W杯の日本と韓国の結果の差(ベスト16と4位)だったように思えてならない。参考までに、トルシエ監督の足りなかったものは、『ヒディンク革命—ヒディンクに学ぶリーダーシップ ダイヤモンド社』を読むとよくわかる。
トルシエのもとでは、こんな大変だったのかとちょっと同情したくなる内容です。
紙の本
日本人コーチが見たトルシエジャパン
2003/08/08 20:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hama - この投稿者のレビュー一覧を見る
トルシエ日本を影で支えた山本コーチが見てきた「日本代表」が1冊の本になった。
300ページを越える力作で、4年間の節目節目における代表の内情を
垣間見ることができる。
しかし惜しむべきは、全体的に内容が暗い。山本さんの性格なのか、
あるいは記録として客観性を意識したからなのかはわからないが、
緻密な文章なのに読んでいて盛り上がる部分がほとんど無かった。
トルシエの一挙手一投足を批判的に書いているようなイメージが漂い、
もどかしさが伝わってくる。
個性の強い監督と選手の間での板挟みという構図がピッタリはまるような感じだ。
トルシエを支えた通訳ダバディーの本「黄金時代」とは対照的だが、
直接言葉が通じない故の難しさもあったということだろか。
とはいえ代表を裏で支えたサポートスタッフの働きにも言及するなど、
資料としての価値は高い。
熱心なサッカーファンなら読んでみて損は無いだろう。
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