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嫌われ松子の一生 みんなのレビュー

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みんなのレビュー144件

みんなの評価3.7

評価内訳

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紙の本

久々に小説とはこういうものだと感じた

2003/05/18 20:45

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:とみきち - この投稿者のレビュー一覧を見る

 松子のモノローグから感じ取れるひたむきさ、愛を求める一途さが悲しい。身をすり減らすことでしか人を愛せない愚かさがいとおしい。岐路に立つと、必ずや不幸につながる決断をする運命が切ない。

 作者は、最終的に松子の心を救ってはくれない。読み終えて、本を閉じて松子の生涯をしみじみと思い返すと、心が痛いままだ。

 しかし、一見、俗にまみれたその生涯と、聖なる心、その無償の愛ゆえに、かかわった男たちにとって永遠の女性、マグダラのマリアとなって、松子は彼らの心に生き続けている。死んでなお松子は、愛の意味、祈り、ゆるす心を、彼らに考えさせる。「嫌われ松子」は聖なる俗女だったのだ。幸不幸を単純にはかれないからこそ、人の一生は生きる価値がある。

 一人の人間が必死に生きる、その重さを描ききった小説に出会えた喜びを、今、久し振りに感じている。

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2004/10/15 09:14

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