- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
6 件中 1 件~ 6 件を表示 |
紙の本
読み始めのころは大した小説とも思えなかったのだが
2008/06/12 21:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
美少女風の吸血鬼が主人公の吸血鬼ものとなると、暴力と性が豊富になるのは、テーマ上やむを得ないものなのか。しかも日本のものは洋物と比べ、湿度が高いというか粘液質というか、陰湿な面がある。逆に言えば情感的で、登場人物の思いや感情が良く書けているわけだが。吸血鬼ものの伝奇小説はほとんど読んでいないので、この小説のレベルを比較することができないが、現代の風俗や現実の東京の地理とからめて、良く書けていると思う。うわついた表面の裏に潜む、人間や吸血鬼の哀しさも表現されている。読みはじめた時の印象と、読み終えた時の印象が違った。始めのころは大した小説とも思えなかったが。
6 件中 1 件~ 6 件を表示 |